自己決定の欠落が身を滅ぼす【安治久志】

2024.06/09

頑張る事が悪い事ではない。むしろ自己決定の欠落が悪い。

 

 

 

自分で”辛いけど頑張る”って決めて行動するのと

”人に言われて辛い事を頑張る”のでは

なんとなくでも出る結果が違うような感じがしませんか?

 

 

コンサルやコーチングの指導でも

最初の数ヶ月は真面目に頑張れるのですが

途中で挫折したり、教えを無視することもあったりと

多々あると思います。

 

これは

外発的動機付けで他人からの指示や期待によって

外発的な動機付けが強い。報酬や罰、承認を求めるために

頑張ることが多くなる事が影響しているんです。

 

またこの場合は

指導してくれた方からのプレッシャーや期待に応えるために

一時的に頑張ることが多く、モチベーションが低くなると持続性が減り

自己満足感は得られる事が薄いため次へ次へと欲求が強くなる事が

あるそうです。

 

指導をされる事に関して言えば

何も問題がないのですが、ただ受け取り方の問題があって

目的のベクトルを”内発的動機付け”にするように

誘導していかないといけないのです。

 

 

当然自分で決めるのですから

動機付けが強くなるし、自己実現や目標達成のために頑張ることが多い。

自分の頑張りだけで望む自分に近づけるのだから

当然のそうなって然るべきなんです。

 

 

だだ、

これはコンサルやコーチにも問題があって

課題やノルマを出す事は良いのですが

学校の先生や会社の上司のようなスタンスでもダメですし

微妙な距離感が必要です。

 

 

また受講する側としては

依存しないこと。

教えを乞う事で安心するのは良いですが

過剰に安心し行動量が疎かになっては

全く意味がない。

 

もう一つは

教えてもらったとて

その結果を出すのは自分のあくまでも

自分が決めた目標だという事を忘れてはいけません。

 

結構この2つを

忘れてしまうと

何を習っでも上手くいく世界線と違いますので

注意してください。