あなたは患者さんの話を聞けてますか?【加藤高夫】

2024.03/27

From:加藤 高夫

治療院より

木曜日担当の加藤 高夫です。

 

 

今回は《理解する》について

やっていきたいと思います。

========

あなたは、普段、

何を意識して治療を行っていますか?

 

 

いろいろあるかと思いますが、

私は、コミュニケーションは特に意識して治療を行なっています。

 

 

人の話を聞くって、

出来ている様で、

意外と出来ていないなって感じているからです。

 

 

例えば、患者さんの話の途中で、

頭の中で、いろいろ考えちゃうことってありませんか?

 

 

私は、結構やっちゃってます。

 

 

この時点で、

あなたは相手の話に

100%集中出来ていない状態になっているんです。

 

 

こんな感じで、

聞いているようで聞けてないもんなんです。

 

 

ちなみに、

これが悪いと言っているわけではありません。

 

 

問診時って、患者さんの話を聞きながら、

原因の予測を立てたり、治療方針を考えたり、

相手の表情を読み解いたりとか、いろいろしなければいけないので、

100%ただ話に耳を傾けることってできないと思います。

 

 

その中で、患者さんが、

何を私たちに伝えたいのかを、

出来るだけ正確に理解することが大切なんだと思います。

 

 

でもね、これが実際のところ

出来ていないことってあるんです。

 

 

でね、今回、ある本に書かれていた、

治療家が、ついやってしまいそうな対応をシェアしたいと思います。

 

======

大学でアメフトをやっていた頃、

私は一時期、二頭筋のひどい痛みに悩まされていました。

 

 

症状は複雑で、いろいろな治療法を試しました。

 

 

冷やす、温める、マッサージ、

ウェイト・トレーニング、抗炎症剤など。

 

 

でも、どれも効き目はありませんでした。

 

 

そこで経験豊かな

スポーツ・トレーナーを訪ねて、助けを求めました。

 

 

しかし、私が症状を

説明し終わらないうちに、彼はこう言いました。

 

 

「こういう症状は前にも見たことがある。

治すにはこうすればいいよ」

 

 

私はもっと説明しようとしましたが、

彼はもう問題はわかっていると自信たっぷりでした。

 

 

私は「ちょっと待った、

ちゃんと聞いてください、

先生。あなたはわかっていない」と言いたい気分でした。

 

 

ご想像のとおり、

彼の治療は症状をかえって悪化させました。

 

 

彼は聞く耳を持たなかったし、

私は理解してもらえたとは思えませんでした。

 

 

彼のアドバイスを聞く気が失せ、

それからは怪我をしてもまったく彼を頼りませんでした。

 

 

彼の処方が信じられなかったのです。

彼は「診察」してくれなかったのですから。

彼にどの程度の知識があるかなど、どうでもよかった。

なぜって、彼は私のことを気にかけてはくれなかったからです。

 

======

この一文を読んでみてどんな感想を持ちましたか?

 

 

あなたは、患者さんの話を聞かないで

思い込みで治療なんてしない!って自信を持ってい言えますか?

 

 

私は、自分の思い込みで話を

進めない様に意識はしていますが、

100%出来てるとは言えないです。

 

 

患者さんが求めているのは、

もちろん確かな治療技術とかかもしれません。

 

 

しかし、それ以上に、

自分を理解してくれているという《安心感》なんだと思います。

 

 

私たち治療家は、

ときに治療技術に偏ってしまうことがあります。

 

 

治療技術はもちろん大事なことですが、

それと同等、いや、それ以上に大事なのは、

患者さんの事を理解することではないでしょうか?

 

 

私は、改めて、まだまだだなって思った次第であります。

あなたは、患者さんのことを理解しようとしていますか?

 

 

今一度、ちゃんと患者さんを

理解しようとしているかどうか、

意識してみることをお勧めします。

 

========

追伸)

先ほどお伝えしたように、

患者さんを理解することって、とても大事なことです。

 

相手を100%理解することって、

きっと不可能だと思いますが、できるだけ

100%に近づける努力は大切なことだと思います。

 

 

一生、精進していかないといけないわけです。

こういう、治療技術以外のことを、

自分で学んでいくことって結構大変だと思います。

 

 

一緒に、同じ志を持った

仲間と学ぶ環境って必要なんじゃないでしょうか?

 

 

もし、あなたに一緒に切磋できる仲間がいないのであれば

私たちと一緒に、ここで学んでみませんか?

http://tansan.org/

 

 

追追伸)

できれば、妊婦さんへの施術法も知りたい!

この教材なら、ゆっくり妊婦さんへの調整法が学べるのでおすすめですよ!

http://www.medical-info.jp/sinkyu/manual-therapy/c_katou_01/

 

 

◎シューっと一吹きするだけで、筋肉が緩んで、

体の環境が整いやすくなるのが、協会御用達の

「炭酸スプレー」

そんなスプレーに興味があれば、こちらを見てください!

http://bit.ly/2J3LiGs

 

 

◎施術者初心者でもローテーターカフを瞬時に緩めてしまう

改善率93,9%の肩こり施術とは?

その方法を知りたかったら、こちらを見てくださいね!

http://www.medical-info.jp/sinkyu/manual-therapy/c_anji_01/