頼りになる人【瀬上一憲】

2024.03/26

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

いつになく盛り上がった

大相撲大阪場所でした。ご覧になられましたか。

 

 

相撲好きというわけではありませんが、

相撲好きな人が多い御当地ゆえ、ある程度相撲を見ていないと

話題に事欠くこともあり、この仕事をするようになってから、

ラジオを聞くようになり、時間があればTVを見るようになりました。

 

 

開業以来積極的に見るようになって、

10年ちょっとになりますが、今場所ほど

盛り上がった場所は記憶にありません。

 

 

盛り上がった理由は、

新入幕初優勝の力士がモンゴリアンでなく

日本人であったこととは無関係ではないでしょう。

 

 

それにしても、取り組み前に掲げられる

懸賞幕に「モデルナ」というカタカナ名のものが

掲げられていることに驚きました。

 

 

反社組織ではないものの(笑)、

あそこはコロナでさぞ儲かったに

違いないと改めて思い知らされた気分でした。

 

 

先日、ウォーキング仲間と

高齢な親の話になりました。

 

 

その方のお母様はとても気丈な方で、

90歳超の今も一人暮らしをされているとのこと。

 

 

ただ、ここ数年、

体の衰えを自覚されているのか、

一人息子に何かと頼るようになったといいます。

 

 

これ、実はうちの親にも

ドンピシャで当てはまりました。

 

 

頼りにすることなどかなかったのに

ここ一年ほどで銀行、買い出し、車の運転等全てに

当てにされるようになりました。

 

 

年令を重ねるに不安になれども、

頼れる身内が傍にいればこそ、なのかもしれませんが、

どこも似たようなもののようです。

 

 

そして、信用する相手に対しては

裏切らないものという前提があってこその気持ちと伺えます。

 

 

昨今話題になっている野球選手と通訳の間柄。

野球に没頭する環境には、信頼できる相棒が欠かせなかったのでしょう。

 

 

そこには、「裏切る」などということは

微塵も起こり得るとは思えなかったのでは。

 

 

鬼平犯科帳という

大好きなドラマにこういうセリフが出てきます。

 

 

「人間(ひと)とは、妙な生きものよ。

悪いことをしながら善いことをし、善いことをしながら

悪事をはたらく。こころをゆるし合うた友をだまして、

そのこころを傷つけまいとする。」

 

 

信用すること自体が間違いだ、

というような記事も見かけますが、

人を信用するというのはそういうことなのでしょう。

 

 

矢沢永吉は裏切りに遭い、

30億ほどやられた過去があります。

 

 

信頼・信用する関係ほど強いものはありません。

これを仕事と安易に結びつけるのは

無理がありますが、そういう間柄の顧客っていらっしゃいますか。