値段の違い【瀬上一憲】

2024.01/30

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

暖冬です。

まだ1月ですが、

先日お天気キャスターのお姉さんが、

今季の寒さのピークは越したと

思われるとの発言にびっくりしました。

 

 

寒さのピークは例年2月なのに、

それを待たずして寒さのピークは、終わったとまで断言できるとは。

 

 

それだけ今冬がいかに暖かかったか、

そして例を見ない気候であったのかという事なのでしょう。

 

 

先日、自宅の年代物のガスコンロが

怪しくなってきたので、いよいよ買い替えとなり、

何処で買おうか、価格帯はどれぐらいなのかを調べ始めました。

 

 

これが、「ガス」という特殊なものを

取り扱う器具であること、そしてネットによって、

その価格差は天と地程の開きがあるものだということを初めて知りました。

 

 

ネットの世界で公開されている価格には、

町のガス業者屋さんはもとより、

家電量販店でも到底太刀打ちはできません。

 

 

何より、

町のガス業者は信用・信頼性は

抜群ではあるものの、価格となると、途端に

カタログをひっくり返し、「オープン価格であるはずなのに、

あるはずのない希望小売価格もどき」で見積もってきます。

 

 

今回買った器具は、これが約20万円(工事費別)でした。

ネットではこの機器の最安値が8万円(工事費別)の提示。

 

公取委としては、

こういう自由競争の世界こそが

全て、望むところなのでしょうけれど、

それだけを頼りに手を出せない怖さがあります。

 

 

第一にガス工事業者、販売業者の信頼性、

そして取り扱われる機器の安全性の保証と

いったところがクリアにならないと、

安いからというだけでは決定できません。

 

 

そういうところを色々と勘案すると、

一定の信頼の置けるところで、保証もあって、

となり地元の家電量販店での購入手続き、となりました。

 

 

結果的に、2万円ほど高くは尽きましたが、

信頼性といざというときの対応を考えると、こうならざるを得ないかと。

翻って、標準価格があってないような我が業界。

選ばれる基準は何でしょうか。

 

 

自分の経験を元に言わせてもらうなら、

価格第一で決める、というのは多分あまり

痛みに困っていない人かと。

 

 

痛くてどうしようもないときに思うのは、

痛みから開放されるならいくら払っても惜しく無い、でしたから。

 

 

腕に応じての値段、価格設定ということに

なるのでしょうけれど、後は「信頼性」という目に見えない

付加価値がどのうに具現化されるか、なのでしょう。

 

 

原因不明の腰痛、間欠性跛行で歩くのも

ままならなかったあのとき、治してくれるなら、

値段はいくらでも、と思った私の偽らざる思いです。

 

 

世の中、見せ方、テクニックで

どうともなるとかもしれませんが、

私は、腕に応じて(評判で)価格は決まると思います。