真似事の限界【安治久志】

2024.01/14

あるコールセンターで起こった話です。

コールセンターの対応は何パターンかの

トークスクリプトがあります。

そのテンプレで電話対応をして営業するらしいです。

この話を伺ったのは某生命保険のコールセンターで

既存の加入されている方に商品のオススメをする業務です。

 

 

このお話をして下さった方が

月間で部署3位の成績になった時に

営業成績のトップの方の音声を聞く機会が

あったらしいです。

 

 

その音声を聞いた時に

自分と何が違うのか分からなかったそうです。

 

 

同じ内容の文言で

声質は違えど

抑揚や応対は同じ出そうです。

運とかタイミングだけ解決するものではありません。

 

 

この話を聞いてどう感じますか?

 

 

電話という聴覚だけの世界ですが

違いが出て当たり前という方も

居られると思いますが

僕は不思議な現象だと思います。

 

 

再現性という神話が崩壊している。

 

 

これは、僕たちのような

技術を提供している事でも

同じような事が言えるんですね。

 

 

同じ手順で施術をしていても効果の出方が違うとか

技術の甲乙の差も何か見えないモノがあるとしか思えないのです。

 

 

技術のセミナーなどでも

再現性100%と謳っているものが

なぜそうではないのか?

 

 

スピリチュアルぽく聞こえるかも知れませんが

周波数や波長の様な

可聴域や視覚域を超えた体全体で捉える

感覚の様なものではないかと

思っています。

 

これこそ僕たちが高める事が必要な

感覚力なのかと思います。

 

 

良いものを真似する事は

上手くいく事の近道にもなりますが

表面的なものではなくもっと深いところを

真似しないといけないのだと思います。