悔いることがないように【瀬上一憲】

2023.12/27

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

開業3年目の夏、母が逝きました。

 

 

5年ほど前から

入退院を繰り返してはいたものの、

なんとか持ちこたえているレベル。

 

 

そんな母が、

私にかぼちゃのポタージュスープが

食べたいといってきた時がありました。

 

 

そんなに難しいものではなかったのですが、

仕事が落ち着いたら、とそのリクエストを叶えられないまま、

再入院、様態悪化、であっけなく亡くなりました。

 

 

人というのは、生前、ああしてあげればよかった、

こうしてあげられればよかったという思いばかりが蘇ってきます。

 

 

どうしてあのとき、

作ってあげなかったのかの思いから、

偶にそのスープを作ると、仏前にお供えするのですが、

自分の気持ちが晴れることはありません。

 

 

多分、心の蟠りが無くなることはないでしょう。

時はめぐり、

今、高齢の父に初期の認知性が認められ、

さらに、高齢者特有の足の浮腫で歩くことも

ままならない状態になっています。

 

 

このままだと、

即入院、そして退院できるようになることは

望めないであろうことは、容易に想像がつきます。

 

 

こんな仕事をしている自分にできることといえば、

浮腫んだ足のマッサージをしてあげることぐらいなのですが、

先日試した段階では驚くほどの効果が出ました。

 

 

足に力が入るようになり、

歩くことができるように。

 

不治の病をたちどころに治すとか、

そういうことで無しに、民間療法ではあるものの、

足の指が元気になれば見えてくる光があります。

 

 

未来永劫その光が続くというものでは

ないことは承知していますが、後悔先に立たず。

自分の仕事を活かして、出来ることを最大限、施したいと思います。

年末に来て、こんなとりとめのない話を書いてしまいました。

皆様にとって、2024年の辰年は、素晴らしい年となられますよう。

来る年もまたよろしくお願い致します。