メニューの多い蕎麦屋になっていませんか【瀬上一憲】

2015.02/04

腰痛と首のヘルニアに

悩む知合いに頼まれて、

ある施術テクニックを使う院を紹介した。

 

 

本当ならば、

自分が診たいところなのだけれど、

600キロも離れていればそれもやむなし。

 

 

その人が住むところの

「地名+施術名」で検索したら

結構出てくるよという紹介の仕方だったんだけれど。

 

 

そうしたら、

「○×整体院」というところがあったと、

そして、早速、行こうと思っているとの報告が。

 

 

その院を紹介したわけではないけれど、

どういうところなのか見てみようと、当該サイトを見てみた。

そして、即刻、却下としました。

 

 

どうしてか?

 

 

 

そこ、メニューが多すぎんだよね。(笑)

しかも、その院が持っているであろう既存メニューに加えて、

最近とってつけたであろう「教材」で勉強しましたっていう雰囲気が

プンプンする文字が他にも踊っていましたから。

 

 

勉強することは悪いことじゃないですよ。

むしろ、色々なテクニックを勉強して

自分の中に取り込んでいかねば、進化しないもの。

 

 

 

ただね、売れない蕎麦屋じゃねぇやってんだ。

うちは、そばもやってるけど、うどんもうまいし、ラーメンもやっているんだ、

丼物もあるよっ、ついでに餃子もあったりして、ってな感じなんですな。

 

 

ざるそばオンリーってのもこだわりの極みとしては、

ありなんだろうけれど、ある一つの基本メニューから

派生してメニューが複数ありますというなら、まぁわかるんだけどね。

 

 

炭酸整体を見て自分も取り入れたいと思ったきっかけを書きますね。

それは、既存の自分の手技をさらに生かすことができると思ったからにほかなりません。

堅く硬直している筋肉を解した上で、既存の自分の手技を使えるのですから。

結果、患者さんも自分もカラダが楽で、施術効果が上がるのですから。

 

教材を買われて勉強することを批判しているわけではありません。

幅をはろげよぅとしている勉強が、

今のご自身の手技なりテクニックをさらに

生かすものとなっているかどうかが基準になるのではないかというものです。

 

 

 

結局、冒頭書かせてもらった、

紹介は、その教材を出されている

「本家」本元のお茶の水にある某院を紹介しました。

???と思ったようなところに行って、

知り合いにちっとも治らんなんて言われても困りますから。