ブルベア【瀬上一憲】

2023.11/14

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

今日のブログ記事は、

治療業界とは全く無関係な話なので、

興味のない方はスルーしていただければ、と。

 

 

最近、クマ被害のニュースが

連日報道され、被害も後を絶ちません。

 

最近、人里に現れるクマと山で

暮らしているクマは種別が違うという

マタギの言葉も頷けるところ。

 

 

単に山から迷って

里に出てきたというわけではなく、

明らかに獲物を狙って降りてきているという。

 

 

しかも、集団行動などしないはずのクマが集団で、

人里に現れたなんて聞いたことがないニュースも

あったりすると、おちおち暮らしていけません。

 

 

で、

クマ被害に合う方は皆、

一様にクマが振り下ろした爪で

怪我を負わされているのを見るに、

以前仕事をしていたときの知識が蘇りました。

 

 

即ち、クマが腕を振り下ろす様が

相場の罫線の下げ傾向に例えられ、先

行き弱気な展開のこと等を総称して「ベア」といわれていました。

 

 

別にクマのプーさんの気が弱いから、

というわけではありません。

 

 

一方で、上げ相場、

強気の展開のことは「ブル」と

総称されます。

 

 

牡牛が角を下から

突き上げて攻撃して来る様を

想像していただければ。

 

 

バスケの有名チーム

シカゴ「ブルズ」のマークが正にそれです。

 

 

いかにも強そう、でしょ。

 

 

ま、自然界ではどちらに

襲われたとしても、酷いことになるのは

想像に難くないのですが、相場の上げ下げを

動物に例えるセンスというのは、独特。

 

 

日本では上げ相場をイノシシ、

下げ相場を草を喰むシカに例えるという

類の話はあまり聞いたことがありません。

 

 

人を襲うクマ(しかも、

ヒグマ)を相手にはわたり5センチの

ナイフで応戦し、退治したという消防隊員の話には

大層驚きましたが、一般人ではありえない話。

 

 

全国一層退治のようなことを

しないと被害はなくならないと思われる今日此の頃です。