天国からありがとう【東野奈穂子】

2023.10/05

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

先日実家で母が断捨離をしていたら

40年近く前の祖父の手紙が出てきました

 

 

数通あり全て

私たち姉妹に宛てられたものでした

子供には到底読めない

今でも苦労するほどの達筆な字

 

 

懐かしさと共に読み進めると

お盆やお正月に来てくれることを

待ち望んでくれている様子が伝わり

会いたい気持ちが募る優しい手紙でした

 

 

どの手紙にも最後に必ず書かれていた

言葉が私にはとても刺さりました

 

 

「手習いは坂に車を押すが如し」

 

 

学問は少し油断すると

元へ戻ってしまうので

絶えず努力しなくては

いけないことのたとえです

 

 

勉強を疎かにしていないか?

 

手が止まっているのでは?

 

歩みを止めればそこで終わり

コロコロ転がって真っ逆さま

叱咤激励されているかのようで

襟を正しました

 

 

今はもうこの世にいない祖父ですが

大事ことを振り返る良い機会を

天国からありがとうという気持ちです

 

 

本日も最後まで

ご覧いただきありがとうございました。