アドバイスを少し変えるだけでファンが増える方法【安治久志】

2023.09/25

僕たちがお客さんや患者さんに

セルフケアや健康のアドバイスを求められる事が

多々ありますが、これが意外に曖昧になっている事が多いようです。

 

 

サービスを提供する側として

同じ結果を求められているのにも関わらず

「技術」「評価」「感性」「感覚」のような側面です。

 

 

感覚的なことなので

それ以上はないのかもしれませんが、

少し意識するだけであなたのレベルが

アップするのでそれをお伝えします。

 

 

アドバイスをするなら「具体的」にせよ。

質問をする側も、理解するために

物事を具体化させようと必死に頭を使う。

 

 

そこに抽象的な物事を伝えても、

具体化できず、質問もできなくなる。

つまり思考停止になります。

 

回りくどく言ってませんか?

一周回って混乱させていませんか?

 

 

僕も今まで

たくさんの方に技術、理論、接遇、トークなどなど

教わってきました。

 

 

多くのことを教えてもらい、

今の自分自身を作り上げています。

とても感謝しております。

 

 

しかし。話が長くて、湾曲して

結論が見えにくく「よくわからない」。

このような指導も多かった過去の記憶があります。

 

 

 

サービス提供する仕事を

しているとこんな言葉事聞いた事無いですか?

「空に黒い雲がかかってきた。雨が降りそうなので傘を持って行こう」

 

 

 

 

これが表現しているのは

”課題解決へのきっかけを見つける流れ”

”物事が解決されていくまでの流れを天候に例えている”

これを分解して考えると

空・雲 → 今、どうなっているのか。状況確認。

雨 → 現状の分析。今後何が起きるのかの「予測」。経験からくる「判断」

傘 → 問題解決。その問題に対しての打ち手。

それぞれの意味がこのように考えられます。

現況から、次にどのような事象(問題や結果)が起きるのか。

そのためには、どのよな対応策(傘)が考えられるのか。

ということになります。

 

 

空・雨・傘 この思考の

プロセスをセルフケや健康習慣のアドバイスに置き換えます。

 

結論からいうと

あなたはこの「傘」を持たせてあげることが重要です。

それぐらい具体的に伝える工夫していますか?

 

たった一回、雨を避けれた

だけで、次の黒い雲の時には

雨に打たれる可能性は十分にあります。

空に黒い雲がかかってきたら「傘」を持って行ってくださいね。

 

 

と、このように具体的に伝えることが、

アドバイスをする方にとって「マナー」と言うレベルです。

 

 

具体的なら答えや

本質的な答えは複数にある。

 

 

例えば「空・雨・傘」の話の続きで例えると

空を見上げたら黒い雲が出てきた場合

普通なら「傘」を持っていこう。ですが

「屋内にとどまる」「車で移動する」

「カッパをきる」などと複数の答えが出てきます。

 

 

しかし、具体的な表現を

しないアドバイスが多いです。

「空を見上げたら、黒い雲が出てきた。」

『天気が崩れるかもしれない』

以上。みたいな、、、

非常に勿体無いです。

てかそんな方はお客さんへの愛の欠如です。

 

 

「傘」を具体的に

伝えればいいのにもかかわらず、

ふわっとした「天気が崩れる」と言う表現をしています。

 

 

天気が崩れることは

「雨」が降ることだとは考えられますが、

風が強まることだって考えられます。

間違ってはいないけど、もっと具体的に

伝えることができます。

 

 

そういった少し工夫をするだけで

お客さんや患者さんの満足度や

信頼感が上がりますので

空・雨・傘を使って

シュミレーションしてみてください。

 

 

あなたのレベルアップのヒントになれば幸いです。