ヘンな風潮【瀬上一憲】

2023.07/25

水曜日です。

おはようございます。

 

 

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

最近、あっという間にこの担当が回ってくる気がしています。(笑)

気がついたら、あっという間に一週間。

寒さに凍えた冬からも振り返れば早くも半年。

 

 

本当に年月が経つ加速度が止まりません。

 

 

その割に、「成果」はいかに結実しているのか、

と振り返れば、「未完の王者」として今に至っているのだから、

何をか言わんや、です。

 

 

最近の風潮として、

事件の当事者に対して直接意見するのでなく、

関連して発言している人の意見をあれこれあげつらう

風潮が気になっています。

 

 

例えば、故ジャニー喜多川氏のやらかした過去の色々に関連した関係者たちの発言。

性犯罪被害は、問題となって然るべきこと。

でも、当の本人は、故人。

 

 

ただ、彼に関わった人が

一般的な世の中の意向(方向)に

そぐわない意見を発言すると、途端に、そっち叩きが始まります。

 

 

無責任な「ネット民の意見」だけでなく、

各出版社、メディア諸々まで。

 

 

過去にも彼の性嗜好を告発した人は多々いました。

でも、そのときは威光を忖度したのか

どうかわかりませんが、まるきり問題視してこなかった。

 

 

その分も、というわけではないのでしょうが、

せっせと焚き火の木をくべ、火を煽ることにやっ気になっていると私には映ります。

 

 

でも、自分の意見としては直接表明しない。

周りの誰かが言ったことについて報じる、又はそれを批判する。

一種のいじめなのではとも思えるぐらい異様です。

 

 

性の多様性は尊重されて然るべき、

なのはわかりますが、意見の多様性は尊重されない閉塞感。

 

 

多様性を認めることの必要性は認識していても、

それに対しての温度差は各人一様ではありません。

 

 

それなのに、一様に一律で多様性に

反対する意見や動きにだけ過剰な反応を示す国って、

やっぱりどこか歪ですし、息苦しさを感じます。

 

 

性器を表現する言葉でもなぜか、

外国語のカタカナ表記は問題なくて、

俗称や日本語由来の言葉が駄目になるのもおかしな話であって。

 

 

自分たちでへんてこなラインを敷き、

更には自分の意見を言わずに他人の言動を

のみあれこれあげつらうのって、どこか異常です。

 

 

また今回も、カラダのためになる話でなくってすみません。

いつものことですか。

そうそう、今現在福岡で開催されている世界水泳。

 

 

アーティスティックスイミングで

アメリカが使用している楽曲がマイケル・ジャクソンでした。

 

 

幼児に対するあれこれでは、

かなり世間を騒がせた彼でしたが、

その楽曲に対して坊主憎けりゃ、

袈裟まで的なことは及ばないんだなぁ、とふと思いました。

 

 

当たり前といえば当たり前ですが。

でも、そういうことに変な違和感を

感じる自分のほうがおかしいんでしょうけれど。