不祥事三昧【安治久志】

2023.07/24

不祥事三昧の”ビックモーター”のニュースを観た時に

勤めていた会社を思い出しました。

 

 

ネット記事では

タイヤに穴あけて高級タイヤと

換えたと言いながら安価なタイヤにしたり

事故で修理費用や査定の水増しなどの不正。

 

どの業界でも

腐った人間は一定数いてるのでそこには反応しませんが

私が勤めていた会社と酷似しているところがあったのが

環境整備点検というもの。

 

 

これは何かというと

幹部らが工場や店舗を視察した際、

店内や整備の備品など、掃除が行き届いているか

厳しくチェックし、点数化する。

 

その合計点が賞与や評価に繋がる仕組みで、

“環境整備点検”の日が近づくと、社員は深夜まで

作業が続くこともあったらしい。

 

 

これ、前の会社では社長パトールとい名目で

社長や役員が工場の整理整頓や掃除など視察して

点数をつけるというもの。

 

 

職場環境を綺麗にする事は当然良い事だけど

掃除のために本来の業務が疎かになる事は当然許されないので

社員達に皺寄せがくる。

 

 

誰もは見て”やりすぎ”というのは分かっていても

誰も何も言えない。言ったらクビが飛びますから、それも

自分だけじゃなく上司達に迷惑が掛かるという

恐ろしいブラック企業の仕組みです。

 

 

話を少し戻しますが、

この不祥事も結局内部告発らしいですが

掃除だけで評価され、その時のさじ加減で

変わるような点数に振り回されている社員は

そらぶち撒けたくなったんでしょうね。

 

 

社員の躾という名の横暴が多々ありましたが

昭和の時代で通用していた事がどんどん

非常識な行動にもっとこれから変わってくるでしょうね。

 

古い思考は捨てていきましょう