慧眼【瀬上一憲】

2023.07/18

水曜日です。

おはようございます。

 

 

青森のせのうえかずのりこと

「あおのりです。」

 

 

サンクチュアリ人気で

俄然盛り上がっているはずのお相撲なのですが、

いかんせん、怪我人続出でなかなか

追い風を活かしきれていない様です。

 

 

それでも、怪我をものともせず、

特に膝の怪我をおして頑張り続ける

力士というのは見ていて痛々しい。

 

 

オシメのようなサポーターは、

見るだけで、悲壮感たっぷりなのだけれど。

 

 

あの中身に仕組まれている

「強靭な支え」は、実力以上のものが

出るぐらいのスグレモノらしいから、

あれはアメフトの防具のようなものなのかもしれません。

https://www.other-themovie.com/terunofuji-injury/

 

 

それでも、怪我せず、「無事之名馬」はであることが理想なのですが。

 

 

今場所、横綱照ノ富士をものともせずに

寄り切った翔猿との一番は、ご覧になられましたでしょうか。

 

 

中々に白熱した一戦でしたが、

横綱照ノ富士はこの取り組みが原因で

休場を余儀なくされ、今に至ります。

 

 

この動画を見て、皆さんは横綱がどの部分を痛めたと見ますか。

https://www.youtube.com/watch?v=K091hdHpjK0

 

 

私は、膝だと思いました。

痛めている膝の靭帯をやってしまったのだと見ました。

だから、膝がガクガクして力が入らないのだと見ていました。

 

 

ところが、翌日、

報じられた休場の原因は、「腰を痛めた」ためなのだそう。

 

 

ラジオの実況を担当していた元横綱白鵬は、

この取り組みを見ていて、「照ノ富士は腰をやってしまった」と

解説していたという。

 

 

慧眼、恐れ入りました。

眼力のある人は一発で見抜いてしまうのですね。

 

 

現役時代の取り口から

実績の割にあまり評判かよろしくない

親方でありますが、わかりやすい解説を

聞いているとなるほどと思わされることが多々あります。

 

 

股関節周りの硬い柔らかいで

取り口が変わってくる解説なぞは、目からウロコでありました。

 

よほど人体の動きが頭に入っているのだな、と感心させられます。

 

 

体を診ることを生業としているのですから、

感心してばかりではいかんのですが。

 

 

追伸

土俵の砂かぶり(桟敷席)に

座る美しい女性の姿というのはなにかと話題になります。

 

両国の白いワンピース姿の女性とか、

どこぞの姐さんと思しき着物姿の女性とか。

名古屋場所でとにかく目立っているのは、

「みさ錦」の名前入りの団扇を手に桟敷席に陣取るママの姿かと。

 

 

名古屋の夜といえば、

錦町なのですが、そこでクラブを

経営されているママの「しこ名」なのだそう。

 

 

通の間ではかなりの人気者らしいのですが、

私の「慧眼」は、この恰幅のいい「みさ錦」が

今場所の優勝候補と見ました。(笑)