指先とあの話【瀬上一憲】

2023.06/20

水曜日です。

おはようございます。

 

 

青森のせのうえかずのりこと

「あおのりです。」

 

 

料理人モドキなもので、

包丁を自在に使いこなせるわけではない私です。

 

 

先日、スライサーで

右人差し指の先端をがっさりとやってしまいました。

 

 

使い慣れていたスライサーは

刃が傷んできたので、切れ味鋭い新品を買い求め、

使いはじめた矢先でありました。

 

 

包丁での切り傷とは

違うえぐり具合がなんとも痛々しかったりする。

 

 

しかも、包丁であれば利き手の右指を

切るなんてことは、殆どないのだけれど、

スライサーならその事故は十分ありえること。

 

 

なかなか止血できないし、

指先はジンジン痛むしで、

やはり難儀したのは、本業の翌日の施術でした。

 

 

人差し指を

浮かせるようにして、

なんとかやりきった次第。

 

 

そんな折、某有名女優の不倫騒動が勃発しました。

 

 

そういえば

あんな事があったな、

と往時を思い出す私がいました。

 

 

それは

整体スクールに

通っていた頃の話。

同学年で仲が良かったA君いわく。

 

 

ヒロスエと結婚した

キャンドル・ジュンとは、昔バイト仲間だった、と。

 

 

彼は、見た目ほど

派手な男ではなかったけれど、

美人な嫁をもらって大層羨ましい。

 

 

自分も有名な整体師になって

女優を嫁さんにもらいたい、と言っていたっけ。(笑)

 

 

そんなA君とは、

妄想話だけでなく、指先を大事にする仕事なのだから、

喧嘩で殴り合いなぞして、指を痛めては取り返しがつかなくなるのだから、

これからは自重して生きていかねばと語り合ったことが懐かしい。

 

 

あれから時は流れ、13年が経とうとしています。

「指が命」のこの仕事は、常に注意を払わねばならない、

ということをいつの間にか忘れていた自分がいたのでしょう。

初心忘るべからず。

 

 

それは仕事もパートナーとの関係も、またむべなるかな。

この話を書きはじめた当初、

果たして不注意で指先を傷めたことと、

ヒロスエのネタが果たして繋がるものか不安だったものの、

なんとか書き終えられてホッと一安心した私がいます。