旬のもの【瀬上一憲】

2023.05/23

水曜日です。

おはようございます。

 

 

青森のせのうえかずのりこと

「あおのりです。」

 

 

山登りには

いまいち興味がわかない私。

 

 

それでも、山の幸を

戴くことはこの上なく嬉しいし、美味しい。

 

 

先日も知人から

採れたての山菜(ありがたいことに

下処理済のもの)を頂いた。

 

 

その中にそれは入っていた。

通称「山のアスパラ」。

 

 

正式名称は、シオデ又は

ソデコとも呼ばれるものらしいのだが、

今回はそれが清冽に美味かった。

 

 

そして、この時期の山菜は、

美味というだけでなく体調を整える

面でも遺憾なく効果を発揮すると

言われていますがそれは翌朝即効だったりする。

 

 

もともと、便秘でお悩みとは

無縁なのだけれど、それでもその効果を実感。

 

 

春の山菜は、冬の間、

体に溜まった毒素を排出してくれるのに

最適とされるという効能そのまま。

 

 

キノコでもそうだけれど、

「育てたもの」と地のものは味が全く違うし、

栄養価も全く違うのではないかとすら思える。

例えば、蕗。

 

 

畑にも普通に生えているのだけれど、

沢に自生するそれは、同じ植物なのかと

驚くほど味が違うことに驚きます。

 

 

先日、久方ぶりに

来院された旧知の患者さん曰く。

 

 

今回のコロナ禍で収入が

激減したのだけれど、

山菜が窮地を救ってくれたと。

 

 

食卓に一品増えるだけでなく、

道の駅で売ると、陳列、即完売だったそう。

 

 

山菜採りがこれほど実益が

上がるとは思いもしなかったとか。

 

 

その話を聞いて、

実益を兼ねた山菜採りを始めとする

80年代アイドルブームでしたから、

マスターするのは田舎整体師にとって

必須なのではないかとも思い始めた私。

 

 

まぁ、例年熊の被害にあったり、

遭難する人も多数出ているから、

経験者に教えを請いながらなのは

言うまでもないことではありますが。