勉強のタイミング【瀬上一憲】

2023.04/25

水曜日です。

おはようございます。

 

 

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

今年の春は、強風に苛まされています。

しかも、冷たく寒い。

 

 

そんな強い風が吹き付ける日が何日も続くと、

春が来たという実感を全く持てずに四月が過ぎようとしています。

 

 

せっかく早咲きになった

桜の花を愛でる暇もなくあっという間に

散ったのは全て強風が吹き飛ばしたから。

 

 

花見は来年まで待つしかない。

北国の春、は思い通りにはいかない。

 

 

思い通りにいかないことといえば、

我々の仕事はそのもの。

 

 

自信を持っていた症例への

対応が通用しない患者さんが見えることもしばしば。

 

 

そんなときはどうするか、

知り合いに相談、というのが手っ取り早いけれど、

いつもそういう訳にはいかない。

 

 

自信の組み立てが

正しいのかどうかを

検証しなければならないし、

不足しているであろう知識があるのでは、

と解剖学系・筋肉系の本をあちこち引っ張り出して調べ直すことはよくある。

 

 

昔、手技を習った時に

「困った時に調べてモノになるのが本当に知識であり、技術」だと

教えられたことがあります。

 

 

実際、触ったこともない

筋肉の名前だけいっぱい知っていても何の役にも立たない。

 

 

その筋肉がどう作用するのか、

動きを制限するのかを総合的に考えながら

調べていくと光が見えてくることはよくあること。

 

 

開業して10年ちょっとたった今、

総合的に学び直すのタイミングとしては

丁度いい時なのかもしれません。

 

 

やっぱり、触るだけで万病を

治す神の手テクニックなんてのは

役にも立たないなということがよくわかった私でした。