後出しジャンケンがおすすめ!【加藤高夫】

2023.03/29

From:加藤 高夫

治療院より

木曜日担当の加藤 高夫です。

 

 

今回は《後の先》について

やっていきたいと思います。

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あなたは『後の先』って言葉を聞いたことありますか?

剣道とか空手とかの武道で使われることが多い言葉です。

 

 

「相手が仕掛けてきた技に合わせて掛ける技」という意味です。

分かりやすく言うと、後出しジャンケンです。

 

 

相手がグーを出したのを見てから、パーを出すみたいな。

実は、治療現場では、この『後の先』がとても有効的!なんです。

 

 

患者さんが治療院に来る時って、症状を良くしたいから来ますよね?

その他に、話を聞いて欲しいって言う欲求とかもあったりします。

 

 

患者さんは、いろいろな欲求を満たして欲しくて来るわけなんです。

 

 

そして、その欲求を私たちが

《満たしてくれた》もしくは

《満たしてくれそう》と

感じた時にリピートしてくれます。

 

 

私たちの仕事って、

どんな方法でもいいので、

患者さんの欲求を満たしてあげることなんですね。

 

 

だから、とにかく、

患者さんの欲求をトコトン

聞き出すことが全てだと思います。

 

 

そして、その欲求対して、

適切な答えを準備してさえあげれば、

患者さんは満足してくれる訳なのです。

 

 

これって、患者さんの欲求に

応えてあげただけだから、患者さんも

抵抗なく受け入れやすいのです。

 

 

ところが、これが、こちら側から、

どんどん提案なんかしてしまうと逆効果になります。

 

 

どんなに素晴らしい提案でも、

患者さんが求めてもいない物であれば売り込みになってしまうのです。

 

 

私たちは、

患者さんからの要望に

応えられるだけの知識と技術があるはずです。

 

 

だから、焦ってこちらから

提案なんかしなくてもいいのです。

 

 

どっしり構えて、患者さんの要望を

しっかり聞いて、あとは必要にお応じた対応をしてあげればいいのです。

 

 

単純に、

患者さんがグーを出したら、

私たちはゆっくりパーを出すだけなのです。

 

 

どうですか?

 

 

これが、治療院は

『後の先』が有効的と言った理由です。

とてもシンプルですよね。

 

 

私たちは、いろいろ難しく

考えすぎなのかもしれませんね。

 

 

もし、リピートが上手くいっていないのであれば、

『後出しジャンケン』を意識することをおすすめします!

 

 

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追伸)

すごい!って感じる先生って、

どんな時でも「後の先」をしているな~って思います。

 

 

これって、物事を俯瞰して見れているし、

どんな状況にも対応できる知識と技術があるからだと思います。

 

 

でも、いくら知識と技術はあっても、

俯瞰力がないと、客観的視点での回答が出せません。

 

 

要は、相手に必要な回答以外のことも

伝えてしまったり、ズレた回答をしてしまったりするのです。

 

 

せっかく相手がグーを出したのを見たのに、

チョキを出しちゃうみたいな、そんなことをしちゃうのです。

 

 

そんな馬鹿なって

思うかもしれませんが、

日常ではそんなこと普通にしています。

 

 

だから、知識とか技術だけでなく、

適切な回答を選べるような、俯瞰できる人間力も

同時に磨いていかないといけないのです。

 

 

人間力は、人との

コミュニケーションの中で成長していきます。

 

 

そういう環境の中にいないと

人間力はなかなか伸びないのです。

 

 

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