あなたのこんな行為が、患者さんをガッカリさせています【加藤高夫】

2023.01/12

From:加藤 高夫

治療院より

木曜日担当の加藤 高夫です。

 

 

今回は《接客》について

やっていきたいと思います。

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あなたは、年末年始、どのように過ごされましたか?

私は、年始に親戚一同で、一泊旅行に行ってきました。

 

 

その時、ホテルに泊まったのですが、

このホテルは、以前にも一度泊まったことのあるホテルでした。

 

 

私の父が、

このホテルの接客が気に入っていて、

今回も、このホテルに決めたようです。

 

 

前回、泊まったのは、

おそらく5年くらい前だったと思います。

 

 

その時は、今みたいに、

コロナとかが流行っていなかったので、

従業員もたくさんいました。

 

 

それこそ、一部屋一部屋に、

中居さんがついてくれて丁寧な接客をしてくれました。

 

 

父は、この接客がお気に入りだったんです。

ところが、今回は違っていました。

 

 

コロナの影響なのでしょう。

従業員は少なく、受付が終わると、

鍵の受け渡しのみで、中居さんは付きませんでした。

 

 

食事の時も、前回は、

料理の説明や注意点を丁寧に説明してくれました。

 

 

今回も、一応は説明はしてくれましたが、

なんとなく、モノ足りない説明。

 

 

ホテル側の事情もわかります。

 

 

従業員の人数が少なく、

やることが増え、以前と違ってしまうこともあるでしょう。

 

 

しかし、

お客さんからしたら、

そんな事は関係ありません。

 

 

その時に感じた印象が全てになります。

 

 

人によっては、

気にならないことかもしれませんが

少なくても、私の父は、

今回の接客には満足していませんでした。

 

 

おそらく、次回からは、

こちらのホテルを使うことはないでしょう。

 

 

ホテルって、

ただ泊まれればいいわけではありません。

 

 

中には、ただ泊まれればいいと

思う人もいるかもしれませんが

やっぱり、人との交流って大事だと思うんです。

 

 

温かみというか、

繋がりみたいなものって、無意識に求めているのではないでしょうか?

 

 

従業員が少ないなら少ないなりに、

挨拶の仕方や、声の掛け方など

工夫すれば色々やれることはあるはずです。

 

 

大事なのは触れ合い方です。

今回の接客には、人との温かみや

繋がりを感じることはできませんでした。

 

 

これって、治療院にでも言える事でなないでしょうか?

 

 

患者さんって、

ただ、治して欲しいわけではないと思います。

 

 

というか、

ファンになってくれている患者さんは、

確実に、あなたの技術というよりは、

あなたの人柄に対してのファンなんです。

 

 

患者さんは、あなたに会いたくて治療に来ているのです。

 

 

もし、あなたが、

治療技術ばかりに意識がいってしまって

患者さんを置き去りにしていたら

患者さんはあなたのファンになる可能性は低くなると思います。

 

 

技術はもちろん大事ですが、

それ以上に、患者さんは、

自分が大事にされていると感じた時に、

あなたのファンになるのではないでしょうか?

 

 

大事にするということは、

ただ長い時間施術をしたらいいのではありません。

 

 

大事なのは、密度だと思います。

 

 

施術の時間が短くても、

患者さんと向き合っている時、

触れ合っている時、関わっている時

その全ての時間を、患者さんに

注げているか?だと思います。

 

 

ここで大事なのは、

あなたがいくら、全力で想いを注いでいても

それが患者さんに伝わっていなければ、

やっていないのと同じだという事です。

だから、常に工夫が必要です。

 

 

どうやったら、自分の想いが患者さんに届くのか?

どうやったら、患者さんは喜んでくれるのか?

 

 

常に患者さんを想う気持ちの

届け方を勉強・工夫をしなければいけないと思います。

 

 

接客にゴールはないと思います。

一生、考えていかなければいけないかと思います。

 

 

この努力を忘れ、

接客も施術も作業になってしまった時

あなたの元から、患者さんは去っていくのではないでしょうか?

 

 

今回、ホテルでの出来事で、

改めて接客の大切さを感じました。

今年も、これからも、患者さんを元気にするために、

おごらず、謙虚に治療を行っていこうと思いました。

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