現代小学生事情【瀬上一憲】

2022.10/11

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

うちは小さい子がいないので、

現代の小学生事情というものに

かなり疎いのだけれど、子供を通して

現代が見える的な感じで、興味深い話を聞いたもので、

今回はそれをアップ。

 

 

  1. 分数を学ぶのは

ちょっと前までゆとり教育でゆるい教育をしていたはずなのに、

従前中学で教えていた教育内容が小学校に下りてきているのだそうな。

 

 

一例は、XとYを使った方程式。

小学生はそれを使わずに計算するのが

至難であった記憶があるのだけれど、

そのお勉強を小6でされるのだとか。

 

 

そして、そういうカリキュラムを

課されるに連れ、上の学年で習っていた

内容が更に下の学年で勉強することになって、

分数を習うのは、今や小2なのだそう。

 

 

自分たちの頃は、

九九を覚えるのが仕事だった

記憶があるのだけれど、そうではないらしい。

 

 

小学校に入る時点で、

自分の名前をかけたか、ひらがなを読めたか。

 

 

昔は小学校に入ってから

習うで問題なかったはずなのだけれど、

いつの頃からか入学前にできていて当たり前になっているとか。

 

 

覚えが早い子は問題ないのだろうけれど、

小2で分数を理解できず躓いてしまうと、

それを取り戻すのが難しいのはご想像のとおりだそう。

 

 

② 野球って?

子供の頃、遊びで草野球や野球もどきの

ソフトボールをするのが常だった方は多かろうかと。

 

 

誰に教えられるわけでなし、

遊ぶ中で自然とルールを覚えたはず。

 

 

ところが、最近はと言うと。

野球のルールを知っている子とそうでない子の乖離、

二極化が著しいのだそう。

 

 

なので、サッカーボールを使った

「キックベース(フットベース等呼び名は色々)」をやらせようとしても、

時間内にルール自体説明して、

理解させるのが困難なので、もっと単純な

ボールゲームをやらせているのだとか。

 

 

そして、その弊害は

体力テストにも波及するらしく。

 

 

最近の子は、ソフトボール投げが

大の苦手なのだとか。

 

 

そのココロは

 

 

父さんとキャッチボールをするなんてこともなく、

そもそも放課後、校庭で遊ぶ子供はおらんようになり、

そういう機会自体が無くなってしまったから。

 

 

更に言えば、TVの地上波で

野球中継を見られる機会もめっきり

少なくなってしまいましたからね。

 

 

昔はいっぱいいた高校野球に

熱中する小学生というのは、いまや希少種なのでしょう。

 

 

自分が子供だったのは

ついこの前という意識もあるものだから、

浦島太郎になりかかった自分がいます。

 

 

それでも新しいことが想像され、

時代が作られていくことに変わりはないのでしょうけれど。