もうひと回し【瀬上一憲】

2022.09/20

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

最近の災害は、

○年に一度から○十年に一度というような

一生のうち一度あるかどうかレベルが

頻発している気がしてならない。

 

 

そして、それが連呼されると

気持ちも麻痺してきて、「それほどでもないんでしょ」

という気になってくるんだけれど、

今回の台風14号は本当に凄いと思わされました。

 

 

映像から、

地球がぶっ壊れるんじゃないかとさえ

思えてくる雨と風に蹂躙される住まい。

 

 

被害が最小限度であることを願うばかりです。

 

 

さて、今回は、

炭酸整体をしていたら、あるあるな話から。

 

 

施術中に炭酸が出なくなり、

ボンベを変えなければならないときがある。

 

 

というか、そろそろ無くなりそうだと

勘が働いて変えたということは今まで一度もない。

 

 

自然と、患者さんにボンベを見せながら、

「これを付け替えるんですよ」、

「へぇーっ」という感じで「パフォーマンス」をすることになるわけで。

その時間は大して苦痛ではない。

 

 

大概、何事もなく

付替できるのだけれど、

そうもいかない時があったりする。

 

 

それでも何回かやっていると

めでたしめでたしの再開となるのだけれど、

実は今回そうはならなかったというケース。

 

 

何回やってもボンベのバルブを

開けると、プシューッと漏れている音がする、の繰り返し。

 

 

いつも最後は付属のスパナで

締め上げるのだけれど、そこに到達する前に

締った状態になるので、スパナで締め上げれず、

栓を開けると炭酸漏れの音がするの繰り返し。

 

 

これを患者さんの脇で延々とやっていると、

とてつもなく時間が経過した気になって、更に気持ちに焦りが出てくる。

 

 

結局、埒が明かず、

炭酸スプレーを持ち出し、その場を凌いだわけです。

 

 

で、患者さんが帰った後、取付作業を再開。

 

 

さっきとは違って、

気持ちは十分落ち着いているはずなのに、

何度トライしても上手く接続できない。

 

 

どうして上手く付かないのか、

を考えたのだが、思い当たるフシがない。

 

 

強いてあげれば、今回のボンベは、

充填プラス5年点検が必要と言われ点検も強要されたボンベということ。

 

 

その際、接続機器が

付け替えられたのではないかと疑心が湧いてきたものの、

違う種類のものならば端から付くはずもないわけで。

 

 

果たして、空になったボンベを

試しにつけてみたら、スルスルと付いて、

スパナで問題なく閉められたりする。

 

 

あきらかに相性が悪いボルトとナットなのだろうとは

思いが至ったのだけれど、それを充填先に説明してわかってもらえるのか。

 

 

わかってもらうのに時間はかかるだろうし、

「要注意クレーマー」の烙印は押されるのだろうし。

 

 

理解してもらったとしても、

またボンベを送ったり送り返したり・点検等をすれば、

更に時間がどのぐらいかかるのかはわからないわけで。

 

 

その間、「炭酸整体」は、事実上休業することになり、

それもまた頭の痛いところ。

 

 

仮に再点検され、送られてきたボンベがうまく付く保証もないし。

とあれこれ考えつつも、続けた何度目かのトライ。

 

 

結構奥まで手で締められた感触が蘇った。

試しにスパナで締めると問題なく締められ、

炭酸漏れはあっけなく片付いたりする。

 

 

ボンベの充填先は、できる限り身近なところで、

相手の顔が見える関係になかでお願いするのが一番と思えた次第。

 

 

とはいっても、身近で充填してくれそうなところは

探せなかったから、指定された京都まで送って、

充填してもらうことで今に至っているわけです。

 

 

我ながら他愛もない話でしたが、

上手く行って当然という流れは、突然寸断の憂き目にあうと、

途端に立ち往生してしまうよ、というお話でした。