経営者脳とサラリーマン脳【東野奈穂子】

2022.08/18

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

先日

息子から内定を辞退して

再就職活動をすると報告がありました

 

 

息子は息子なりに十分闘い

熟慮した上での決意だと受け止めたので

受け入れ応援することにしました

 

 

インターンシップを経て

内定をいただいた会社は

アーリーステージのベンチャーでした

 

 

その後も入社まで遊んで暮らすのは

勿体ないと内定者インターンを申し出

寝る間も惜しんで会社を少しでも早く

軌道に乗せるためアイデアを出し

一丸となって働いておりました

 

 

しかし、ある日

社員さんの1人がついた「嘘」によって

息子の中で短い期間ではありましたが

築き上げた信頼関係が崩れ去り

バーンアウトしてしまったようです

 

 

与えられた仕事をただ黙々と熟せば

お金が手に入るアルバイトや

ある程度安定した収入が入り

沢山従業員もいて目標も決まっている

ような企業とは違って

軌道に乗っていない

 

 

アーリーなベンチャーは

働くみんなが経営者のような立場で

動いていると思います

 

 

無理もするしダメだとわかっていても

業務を休めない事情もあるでしょう

 

 

社員さんがついた「嘘」は

収入が安定しない経営者にとって

非常に厳しい選択を迫られたうえで

確信犯ではあるけれど

攻めきれない「嘘」だったのです

 

 

私は息子に経営者脳と

サラリーマン脳の話をしました

それを聞いてくれた息子は

理解は示したもののやはり許せない

と言いました

 

 

それはもう仕方がない・・・

新卒で今からの就職活動は

かなり厳しいですし

不安も大きいと思います

 

 

しかしこの経験は息子にとって

とても価値があり

これからの人生の糧になったのは間違いないと思います

 

 

紆余曲折を経るのが人生

まだまだ若いので

躓きながら大きく逞しく

成長してほしいと願う母です

 

 

本日も最後までご覧いただき

ありがとうございました。