サッカー選手と五本指ソックス【瀬上一憲】

2022.08/16

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

サッカー選手が趾(あしゆび)の

指先感覚を磨くために、五本指ソックスを

履いているのは、ファンならよく知っている話かと。

 

 

長友選手がイタリアで

五本指ソックスを履いているのを

同僚にからかわれた話を知っている方は、

結構マニアか。

 

 

大久保選手が引退後のスポーツ番組で、

足首から下部分のスポンサーから提供されたソックスと

五本指ソックスを縫い合わせたものを愛用していたと

明かしたのはびっくりした記憶が。

 

 

それが今回は、

朝ニュース番組を見ていたら、

ゴールキーパーの権田選手が、五本指ソックスを

愛用しているとインタビューで

明かしていたのにはとても驚きました。

 

 

キーパーだから、横に飛ぶ動きが

重要なので五本指ソックスに行き着いたのだろうと推測。

 

 

ただ、残念なのは上記三氏がいずれも

当院で扱っている「ゆびのばソックス」

ではなかったことかな。(笑)

 

 

「三」昔前のサッカー選手たちの足の指というのは

「くの字」の曲がっていて当たり前という世界でした。

 

 

それはソックスのせいばかりではなく、

自身の足サイズよりもワンサイズ小さめの

靴をわざと履き、爪先部分に遊びをなくし、

窮屈な状態にするということが

当たり前のように行われていたから、です。

 

 

なので、当院に来られる昔の

サッカー選手たちの趾を見ると、

見事に変形したままで、今に至っています。

 

 

では、有名なサッカー選手の趾はみな、

真っ直ぐなのか、といえばそういうことはない。

サッカー選手ではないけれど、

「ウサイン・ボルト」の趾は、極端な外反母趾だとか。

 

 

骨・筋肉の発達が常人と違うからなのかもしれませんが、

「普通の人」は、趾がしっかり踏ん張ってくれる

環境を整えるのがとても重要なのだという考え方が

広がってきているのだなと、改めて思った次第。

 

 

まずは、「ゆびのばソックス」を履いて、

紐をしっかり結び、自身の足のサイズに

きちんと合った靴を履くことから始めたいものです。