普通の大切さ【東野奈穂子】

2022.06/09

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

当院の問診票には

「良くなったら何がしたいですか?」

と患者様に問う質問があります

 

 

これは患者様と術者の間で

共通認識を持つことの大事さと

治療を進める中で

1歩ずつ確実に前へ進むための指標として

良くなった自分がどのように

生活しているかを想像することにより

「治す」ということに

前向きになっていただくための

とても大事な質問です

 

 

過去の問診票を見返すと

「普通に〇〇したい」

「普通」というワードが目立ちます

思い切り〇〇したい!!

という具体的な目標ではなく

「普通」

普通の定義は人それぞれ違うので

ここからもっと

掘り下げていく必要がありますが

痛みや不調で普通に出来ていたことが

出来ないということが

1番辛いことなのだと気付かされます

 

 

いきなり高望みするのではなく

普通の生活を取り戻すことを

望むということは

生きることに繋がるわけで・・・

元気な時は習慣が煩わしく

飽き飽きすることもあるのに

出来なくなって

大切さに気付かれたのであれば

この切なる願いに

真摯に取り組まなくてはいけないな

と感じました

 

 

本日も最後までご覧いただき

ありがとうございました。