高齢者の危機に直面して【東野奈穂子】

2022.06/02

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

最近高齢者の患者様が増え

お話しする中で見える問題が

結構深刻で心が痛むことが多い日々です

 

 

当院に来られる高齢の患者様は

一人暮らし、老老世帯

未婚の子との同居の方が殆どで

食事、介護、家事の負担問題で

心身機能が低下し体調を壊す方が

多いのです

 

 

例えば

介護認定を必要としていない本人と

介護が必要な配偶者との暮らしで

これは介護者が女性の場合特に深刻で

男性は手を付けたことのない

 

 

家事を強いられることが負担だったり

初老の未婚の子が

高齢の親に無理難題を押し付けたり

冷たい態度を取ったり

楽しみを見つけられず

生きる意味を見出せなかったり

昨今はコロナ禍で人と接触することが

恐怖になり閉じこもっている

高齢者も多いと聞きます

 

 

地域包括システムへの取り組みが

進んでいるといっても

充実しているか?と言えば

患者様のお声を聴く限り

まだまだのようです

 

 

そのサービスを受ける術を知らない人も

多くいるのが現状

減るばかりか増え続ける高齢者数

私も足をかけている状態で

これから先高齢者の居場所や

見守りについてどう動いていくか?

 

 

我が子たちにそれを伝えて

どのように感じ実行してくれるのか?

安心して暮らし続ける社会づくり

知りやすく利用しやすいサービス提供を

自分が高齢になる前に

早急に取り組んでほしいし

対策を練らないとなと思いました

 

 

本日も最後までご覧いただき

ありがとうございました。