続けていると【瀬上一憲】

2022.05/31

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

ボランティア活動として、

ノルディック・ウォークのコーチをしています。

ポールを使った歩き方さえマスターすれば、

後はもうご自由に家の周りでもどこでもお歩きください、と

「放置」すると、殆どの人は長続きしません。

 

 

勝手に自分の歩きたいコースを

歩くのが好きな私にとっては、

ちょっと信じがたいのですが、

おしゃべりしながら歩くのが楽しいのだそうです。

 

 

そして、ポールを手に歩くという行為が

一人だと気恥ずかしいらしく、「集団」で

歩くならば抵抗がないんだそう。

 

 

ココらへんが自ら考えて

マスクを外そうとしない日本人の

同調の極みだったりします。

 

 

実際、暑いはずなのに、

マスクを外して歩く方はごく少数です。

 

 

呼吸の大切さ、

熱中症の怖さからマスクを

外して歩きましょうとお話するのですが、

「律儀に」マスクを付けて歩かれます。

 

 

先日、メンバーの方から、

骨密度がアップしたという満面の

笑みの報告を受けました。

 

 

医者もびっくりのその方。

後期高齢者なのですが、年に一回の検査の都度、

骨密度の数値が改善しているとのこと。

 

 

特別なサプリを摂っているわけでなく、

思い当たる効果は、定例で歩くこのウォーキングの

成果ではないかとのこと。

 

 

実際、お出かけが大好きで、

年に何回かは旅行に出かけられます。

 

 

特に体の不具合はいわれませんが、

ノルディック・ウォークに出会って、

歩くことの楽しさを覚えたといわれると

コーチのヤリガイもあるというもの。

 

 

一方で、慢性ヒザ痛を自称されるメンバーも。

「膝の具合がどうにも悪くって」が

口癖になっているのでしょう。

 

 

本人は気づいておられないかもしれませんが、

「いいお天気ですね」というのと大して

変わらないのかも知れません。

 

 

ストレッチのやり方とか、

膝に負担のかからない歩き方等を

お伝えするのですが、ヒザの具合が

良くなったという報告は伺ったことがありません。

 

 

痛いものはしょうがないのですけれど、

全く歩けないかというとそれほどではなかったりします。

 

 

むしろ、歩きたくないときの

言い訳にヒザ痛が出てくることのほうが多いようです。

 

 

気の持ちようで痛みが

消えるとまではいいませんが、

この時期は鳥も元気に鳴き出しますし、

街は花で溢れています。

 

 

「トリガー」を外してあげると

世界は間違いなく変わるはずなのですが、

「前向きに継続すること」って、簡単なようでとても

難しいことだと感じます。

 

 

そして、それを促すことができれば、

施術の世界でも、間違いなく神となるでしょう。