手術を経て仕事復帰後思ったこと【東野奈穂子】

2022.05/26

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

実は私、少し前に手術をしました!

子宮筋腫と卵巣脳腫が見つかったので

どちらも全摘出してもらったのです

 

 

入院は1週間

術後2週間弱で仕事復帰したのですが

復帰した1日目に感じたことを

今日は綴ろうと思います

 

 

毎日「お大事に」と患者様に言い続け

かれこれ20年以上経ちました

 

 

15年前に目を患い1か月

入院した経験があるのですが

その当時はまだ父がいて

沢山の従業員もいたので

私はその中に埋もれ

患者様と信頼関係を築くような

キャリアもなかったため

いなくなったことも

帰ってきたこともわからない存在でした

 

 

それから長く休むことがなかったし

今は妹と2人で営む立場になっていて

入院することもオープンにしていたため

何かしら反応があるのだろうと

少々緊張して院へ向かいました

 

 

1番最初に顔を合わせた患者様に

「もう、大丈夫ですか?

あまり無理しないようにね、お大事に」

と言っていただいたとき

気遣いの言葉に嬉しさを感じると同時に

悔しい気持ちが沸き上がってきました

 

 

「お大事に」と言う立場が逆転する

違和感・・・

人間だから一生健康で

いられるわけではないけれど

健康で居続ける努力をプロとして

必死のパッチでやってきたか?

と問われたら、もちろん最速で「NO」

 

 

子宮筋腫や子宮内膜症は遺伝率が高く

生活習慣の乱れやストレスが原因だとは

あまり聞かないのですが

「お大事に」と言う立場でいる限り

患者様に「お大事に」と言わせるのは

情けなくて泣きそうだったのです

 

 

これからの人生

もっと自分の体と向き合って

健康を意識した努力をちゃんとしよう!

 

 

目の覚める思いでした

患者様からはいつも様々な学びを

いただきますが

今回も大切なことを再認識する

言葉をいただきました

 

 

本日も最後までご覧いただき

ありがとうございました。