自分の体で試す【瀬上一憲】

2022.05/24

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

先週の記事で、実家の片付けについて

書かせてもらった流れでもう一本。

 

 

もともと腰痛持ちな私ですが、

流石に今回の片付けは体に堪えました。

 

 

前週に3日間、そして翌週1日と都合4日、

久方ぶりに体に堪える肉体労働でありました。

 

 

そのツケは、初日夜就寝時に

起こった左足内転筋の激痛を伴う痙攣

(足が攣った状態が暫く続いて悶絶する図)と

ヒザ痛で目が覚めたことに端を発します。

 

 

強烈な痙攣もきつかったけれど、

今回悩まされたのは、ヒザ痛でした。

 

 

とにかく刺すような

痛みでまともに歩けない。

 

 

悲しいかな、作業時は

湿布+サポーターで凌ぐことに。

 

 

温泉に浸かりつつ、ストレッチしたら、

関連部位を解したり動かすことを繰り返し、

週後半にはなんとか動ける常態に。

 

 

ところが、翌週は人の

手配がつかずに急遽呼び出され、

手伝う羽目に。

 

 

前週ほどの肉体労働ではないにせよ、

治りかけのヒザと腰を酷使することに。

 

 

体に関係する仕事をしているのだから、

日常から体の手入れは怠ったことがないと

いいたいところですが、この体ですから。

 

 

特に、ヒザには参りました。

ヒザ痛で動けなくなるという経験は

したことがなかったもので。

 

 

腰もそうですが、

ヒザは痛めると、ほぼ日常的に動けなくなります。

 

 

実感しました。

黙っていても痛いし。😂

 

 

ヒザの慢性痛に悩まれる患者さんは

仕事柄よく診るんですが、自分のような

筋肉痛からくるヒザ痛の症状はあまり

お目にかかったことがありませんでした。

 

 

それでも、自分の抽斗に入っている

知識でしか対応できないわけで。

 

 

あまり豊富でない抽斗に使える

知識を入れ直す好機と捉え、

自分の体を使ってあれこれ試すことに。

 

 

とにかく痛いのはヒザの上部だったので、

大腿直筋の起始・停止部を狙って手を動かしてみたのですが、

そこが緩んでくると、どうにも太もも内側の

内側筋群のハリも気になってくる。

 

 

で、結局は内側広筋だけでなく中間、

そして太もも外側の外側広筋まで気になってあちこち

触っているうちにヒザと直接関連しないまでも、

膝下外側の筋肉群たちのハリも気になってくるということに。

 

 

結局、大腿直筋を緩めることは

間違っていませんが、そこだけが

張っているわけではなかったので、

関連するあちこちの筋肉を緩め、

伸ばすをやっていくうちに足裏までケアすることに。

 

 

それを何日か続け、癒えて後、

最後の仕上げは歩くことで「戻す」

一連の作業が完了となりました。

 

 

最後の一仕上げ後は、血流が悪かった、

リンパの流れが悪かったであろう足のむくみも

取れてくるから人間の体は不思議です。

 

 

痛みが出ているココを一撃、

とはなりませんでしたが、他の関連部分も

緩めることは重要だったというオチでありました。