盲言・失言・呆言【瀬上一憲】

2022.04/19

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

春ですね。

ポカポカ陽気に花盛りの木々。

 

 

だからというわけではないでしょうが、

阿呆というのは、湧いて出てくるもので。

 

 

何の気無しに見ていたネット記事

牛丼の吉野家の重役が講師として

呼ばれた講座において、盲言を発したのだそうな。

 

 

以下、記事より抜粋。

「生娘をシャブ漬け戦略」と発言し、

「田舎から出てきた右も左も分からない若い女の子を

無垢・生娘な内に牛丼中毒にする。男に高い飯を奢って

貰えるようになれば、絶対に食べない」

 

 

子どものうちに味覚に記憶させ、

それなしではいられないようなにして囲い込む、

そう言いたかったんでしょうけれど、

流石に自社の看板商品を「シャブ」と称することもさることながら、

若い子をシャブ中にするという言葉の貧困さはあまりにも情けない。

 

 

高校を出て、東京に出てきた時、

一人で入れる店といえば、ラーメン屋か

牛丼屋しかなかったことをふと思い出しました。

 

 

フトコロの心配もあったし、

レストランなんて敷居が高くて入れませんでした。

 

 

流石に今ではそんな事はありませんが、

牛丼屋に入ることが恥だとは思いませんし、

牛丼命・牛丼こそがソウルフードだなんて

思いもこれっぽっちもありません。

 

 

学生時代、金がなくて牛丼すら

食えないときにすすった立ち食いそば屋のことは

懐かしいと思うけれど。

いつものごとく、話が飛びました。

 

 

言葉の過激さはあっても、

何処の企業も似たりよったりなことを

しているであろうことは想像に難くない。

 

 

例えば、某スポーツドリンクの会社。

高校生のスポーツイベントに

大スポンサーとして名乗りを上げています。

 

 

そして、協賛品として、

自社製品を参加者にドサッと提供します。

 

 

参加者はその味に慣れ、親しみ、

スポーツ時の水分補給はそれなしではいられない、と

潜在意識に刷り込みがなされ、

その製品の重要な購買者・消費者となっていく。

またその孫子もしかり。

 

 

マーケッティングの世界では

多分当たり前なことなんでしょう。

それでも、モノには言い方というものがある。

 

 

ありがたい珠玉の言葉であっても、

伝え方、言い方を間違えば、全く違った

意味に取られてしまいます。

 

 

思いは正しく伝えたいもの。

 

 

因みに、私は吉牛よりも

松屋のほうが好きです。笑