おススメ【東野奈穂子】

2022.01/28

今話題のNetflix版

「新聞記者」を観ました

 

 

モリカケ問題の

「モリ」の部分をテーマにした

フィクションストーリーです

 

 

「カケ」の方は以前

映画で公開されていましたね

社会問題をテーマにした

エンターテインメントから

発信される作品は

奇しくも

今の情勢にリンクすることが多いので

ただ観るのではなく意識を高める

ツールとして楽しんでいます

 

 

多くの人は「新聞記者」を観ると

やっぱり安倍さんは悪い人だ!とか

巨悪の根源は安倍政権だった!と

思うかも知れませんが

私はそうは思わず

違った感想を持ちました

といってもこのような大きすぎる

政治がらみの問題について

私たち国民は本当の内情なんて

知る由もないので

滅多なことは言えないし

わかった風をするつもりもありませんが

国の長がすべて悪いのではなく

水面下では「過剰」な「忖度」と

「陳情」を受けて「便宜」を図ることが

繰り返し行われていて

それは何も今に始まったことではなく

政治とはそういうもので

一般社会でも同じようなことは

よくあること

皆さんなんとなく理解しているけど

蓋をしているところはあると思うのです

 

 

自分に利があれば見て見ぬふりをするし

不利があれば叩こうとする節が・・・

ありませんか?

「新聞記者」という作品は

少々偏った思想で描いていて

この「不利」が起きた出来事に対し

誰かのせいにして叩くことを

助長させているように見えたので

ちょっと残念・・・だと思いましたが

今起きているコロナ関連の問題にしても「忖度」と「便宜」が渦巻いているはずで

「利」と「不利」の中できっと

国民が右往左往させられている

と思います

 

 

自己責任に委ねられているのに

少数派は不幸だと叩かれ肩身が狭く

多勢も一向に幸せを掴めずにいる

周りに流されず自分の行動に責任を持ち

幸せに生きることがどういうことか?

 

 

ということを考えるとき

観た方がいい作品なのではないか?と

私は思ったのでここにお勧めいたします

 

 

東野 奈穂子