姿勢【瀬上一憲】

2021.08/10

水曜日です。

おはようございます。

 

青森のせのうえかずのりこと

「あおのりです。」

 

東京五輪、終わりました。

終わってしまえば、毎日、

色んな競技をあれこれ楽しめた

あっという間の二週間でした。

 

ミーハーな私は、

アシックス製のジャパンの

文字が入ったオレンジ色のマスクが

欲しいのですが、あれをつけて施術を

していたりすると、一発で「オリンピックかぶれ」なイタイ親父になるからなぁ。

 

それにしても、あのマスク。

通気性が良くってマスクとしての

機能は????のようで、「フェイスカバー」の名称で売られていたりする。

 

あまり、効かないのでしょう。笑

最終日に行われたマラソン。

気温、湿度ともに高く、途中足が

攣っている選手の映像もありました。

 

前回の記事の流れで行けば、

炭酸スプレーが常備されていないことの記事を

展開するのだろうと思われたかもしれませんが、今回は一寸違う。

 

着目して書きたかったのは、「競歩」であります。

普通の人の歩く速度は、時速4キロ程度。

6キロペースで歩き続けるとかなり早い部類ですが、

トップアスリートクラスだと、時速16キロだというから驚きです。

 

今回で最後の開催となる

『競歩50キロ』では、ゴールまであと

僅かというところで、日本人選手がコース脇で嘔吐。

その後、レースに復帰してまた走る、

という過酷の極みとも言える映像は、衝撃的でした。

 

因みに、解説の方が言っていたのですが、

『20キロ競歩は、15キロ過ぎからが本当のスタート』なのだそうで、

一般人からすると、気の遠くなるような話であります。

そんな競歩で一番大切なのは、「歩形(フォーム)」。

 

歩き方にルールが有るのですが、

トップ争いをしている人たちというのは、

素人目にもその歩型以外の背筋が

伸びて腕の振りが一定で、と極めて美しい。

 

一方で、周回遅れ的にテレビに

写っいる選手の歩く姿は、というと…。

 

 

歩形の崩れは言うに及ばず。

膝が外を向いたガニ股歩きで猫背、

で顎が上がっているという、私ゃ

もう疲れきりましたという姿だったりする。

 

彼は、その後完歩したのかは不明ですが、

頭の重さを背筋のカーブで支えることなど到底出来ていません。

 

頭の位置が歩くことでとても重要なのだと教えてくれます。

我々は、日常的に競歩のような姿勢で

歩くことなど到底出来ませんが、

せめて頭の位置を意識して、

背筋を伸ばして格好良く歩きたいもの。

 

 

実際、背筋がピンと伸びて歩く姿は

10歳若く見えるから、驚きです。