当たり前【瀬上一憲】

2021.07/20

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと

「あおのりです。」

 

 

先日、市内の某輸入雑貨の

お店の前を通りがかったら、

6月末で閉店したという張り紙が。

38年間のご愛顧に感謝の文字も。

当院が10年前にオープンする際も、

レジ脇にチラシを置いてくださるとともに、

多くの患者さんを紹介いただいた大恩あるお店でした。

 

商売の先輩としてアドバイスを頂くことも数知れず。

そして、我が奥方は、買物でその店を訪れた際、

当院のチラシを手に取り、来院したのが

知り合うきっかけともなった次第。

 

 

そこにあって当たり前のお店でしたが、

コロナがまたやらかしてくれました。

コロナ禍で、上客たちが挙って外出を控えたのが

効いているとは聞いていましたが、まさか閉店されていたとは。

 

 

週末土曜日の日。

夕方、市内が急遽停電に。

 

 

当然に、パソコンの画面がいきなり遮断。

電話もIP電話のため、当然に繋がらない。

 

 

空調もアウト。

時間にして一時間程度だったと思われますが、

当たり前にそこにあって、当然に使っていたものがダメとなると、

人間思考が停止します。

 

そして、この仕事は電話が命ですから、

仕事にもならない。

 

 

ほぼお手上げ状態に。

あって当たり前な状態というのは、

無くなって初めてその事自体が

貴重であったということが思い起こされるもの。

 

 

感謝の気持を忘れてはいけないのは

至極当然なのだけれど、それも日々の雑事にかまけて、

つい疎かになっていた事はあとになって悔やんでも仕方ない。

 

 

皆さん、そういう事ありませんか。