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クチが開かない【瀬上一憲】
2021.06/28
水曜日です。
おはようございます。
青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」
コロナがどうであれ、出場選手が決まる報せを聞くと、
一ヶ月後は確実に開かれるだろうし、それから2週間は、
スポーツ中継や結果に一喜一憂する日が続くのだろうと想像されるところ。
オリンピック要らんを声高に報じる
マスコミ各社も多くがスポンサーだったりしますから、
変わり身の速さでいつの間にか、
連日狂喜する姿を報じ続けることでしょう。
まさに、
「開いた口が塞がらない」状態なわけです。
そういう人たちのことはさておいて。
やはり、というか危惧すべき
自体になってきたのだな、と
思われる事態が進行しつつあるというお話を。
この話を聞いて、
何処かに弊害が出てくるだろうと
思っていたことが現実に起こっているという話。
ある小学校の先生から
伺がったのですが、最近、子供たちのクチが開きづらい、
又は開かなくなってきていると実感されているそう。
そして、大声を出すと飛沫が飛ぶから、
という理由で、「大きな声ではっきりと話す」ことを
一年間以上制限してきた結果、言葉をはっきりと話せない
・聞き取れない子が多数出現する事態になっているのだそうな。
犯人は、マスクです。
マスクが感染予防の観点から必要ということは理解しますが、
せいぜい着用の推奨対象は大人だけにしとかんと。
大人でも、マスクをしていると
気が狂いそうになります。
だから、その着用が義務化されつつある
スーパーの滞在時間は、モノの5分になりました。
実際、車に戻ってマスクを
外した瞬間、ホッとしますから。(^^)
そして、先生曰く、マスク下の子供たちの
口周りがたいそう気になるそうで。
かぶれ等もあるのでしょうけれど、
口の周りが腫れぼったくなってきていると感じるそう。
「アヒル口」ならぬ「カッパ口」のような感じだとか。
そして、今の子は、コミュニケーションベタ。
コロナ禍の前から語彙不足、
思ったことを伝えられない子が多くなったと
見受けられたのだけれど、このマスク推奨の世の中だと、
それが加速していくのではという危機感を抱いている、と。
誰かが何処かで方向転換しないと、
取り返しのつかないことになりそうです。
といってもこの国のこと。
そうなるまで時間がかかりまくるのは目に見えています。
だとすれば自宅での過ごし方が
一層大事になってくる、というのは必定。
音読です。
本を口に出して読むことの推奨。
そして、「あいうべ体操」を
しっかりやって口をきちんと動かして、
唾液の分泌を促すこと。
ケアした人とそうでない人の差が
如実に現れるであろうことは、容易に想像できるだけに、
「口育」を心がけたいところです。