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家族からインプットそしてアウトプットへ【東野奈穂子】
2021.06/10
金曜日担当の東野奈穂子です
親が我が子のことを1番理解している
私が子供たちの1番の良き理解者だ!!
なんてフレーズをよく聞きますが
それは親の完全なる驕りだなと
最近強く思います
20年以上子育てを奮闘してきて
子どもたちが小さい頃は確かに
そういう思いでいた節もありましたが
子供が成長するにつれて
いい意味で裏切られることばかり
特に長男、長女共に
高校生になってから急に
私の「この子はこうである」という概念を
沢山覆されてきました
その度に、寂しい気持ちはあるものの
私がいる意味、役目についてや
我が子の扱い方などを
考えさせられています
今はとてもとても
「我が子のことを1番理解している」
なんて烏滸がましくて言えません
どんな考えや答えが子供たちから
出て来るのかその時々によって
変わっていくことを知ったから
フラットな気持ちと
多様な目線で対処することを
心掛けています
このような経験は
日々仕事をする上で
リンクする場面が出てきます
長年通ってくれている患者様程
自分の思い込みが先行してしまい
見立てを構築してしまいがち
この人昔から○○だもんなーとか
この人の性格、動きの癖から○○だとか
新規の患者様なら
まっさらな思いで観察できるのに
思い込みとか過信って怖いですよね
家族なら2度3度の失敗も
信頼関係が揺らぐことはないけれど
患者様となると
そう何回も失敗できません
あれ?と思ったら即軌道修正が必要だし
関係性が長年上手くいっていても
慢心が命取りになる場合もあります
新たなインプットがしにくいご時世でも
このように家族から新しいアイデアや
成長の機会、ブレーキのタイミングを
教えてもらうことも沢山あります
インプットはなにも
外から得られるとは限りません
「灯台下暗し」
身近にあなたを大きく成長させる
何かが転がっているかも知れません(^O^)
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました