足のインナーマッスル【瀬上一憲】

2021.06/01

足のインナーマッスル

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

前回、趾に関する話を書いての今週もまた、

足の指に関するお話となるのはご勘弁を。

 

というのも、趾に関しての

面白い記事を見つけたもので、紹介したく。

 

よく、体幹というと体の中心(コアマッスルとか

インナーマッスル)を想定しがちですが、

実は足にもインナーマッスル機能があるという

論文が発表されているのだそうな。

 

 

そもそも足の機能の精工さ、

緻密さについては、レオナルドダビィンチも

こう言われたとか。

 

『足は、人間工学上、

最大の傑作であり、また最高の芸術作品である。』

 

御存知の通り、足の骨は大小28個(種子骨の2子を含む。)の

骨から構成されており、各々の骨は互いに関節を形成し、

それぞれに可動域があります。

 

それらが人体・筋肉等が支持され

荷重による強い衝撃にも耐えうる力学的に

安定した頑丈な構造となっています。

 

 

例えば、開眼片足立ち。

これが一定時間できない人でも、

趾を整えるとしっかり立てるようになるのは

体の体幹(所謂インナーマッスル)に効くから

(力が入るから)だと考えられてきました。

 

それがこの論文は、

足の土踏まず(アーチ構造)に着目して、

『足の土踏まず(コアシステム)を調えることで、

姿勢や身体の動きをより良いものにすることができる。』

としています。

 

 

足のアーチの重要性は認識はしていても、

それを「コア」とはされてきませんでした。

 

開眼片足立ちも、体力テストの

一環として行われることが多く、

一定時間立つことができないと、

体の体幹が鍛えられていないから、とされてきたところ。

 

体幹を鍛えるトレーニングが

重要なのだといわれてきました。

 

筋肉量が足りないから、

もっと筋トレが必要だとか。

 

体力テストとしての側面を否定はしませんが、

それがきちんとできるか否かは、どこを整えれば適うのか、

はもう少し注目されていい話なのかもしれません。

 

最後にこの論文を紹介したサイトを紹介します。

https://mirai-iryou.com/itami/a-new-paradigm/?fbclid=IwAR1yhjBN7HvMCjIJWW86hZp6i_ERR6dHg0hrSlvkUBe3AX8lpPpwoZz0-hg