我々にとっての答え【東野奈穂子】

2021.05/20

金曜日担当の東野奈穂子です

 

高齢者の方の多くは

近くの町医者から都会の大きな病院まで

かかりつけの病院を持っておられます

 

私の院に通われている高齢者の患者様も

殆どの方が定期的に病院へ通っています

 

その患者様方から、最近よく聞くのは

コロナの影響で

医療が逼迫しているという理由なのか

治療方針が変わったり

通院数を減らされたり

患者様にとっては

不安な処置をされているという事実

 

膝の人工関節手術中止を

言い渡された方のお話では

去年はなるはやで!!

と言っていたのに

今年に入って急に

拒み続けたわけではなく

むしろ手術の覚悟が決まったころに

手術をしないで

上手く付き合っていきましょう!

 

 

と急カーブ過ぎる方向転換を

されたそうで・・・

延期ではなく中止ですか?

 

 

と聞き直すと

特に納得できる理由を言わないまま

3ヶ月に1回の通院が

半年に伸ばされたそうです

 

 

これは人によって

色々な解釈があると思いますが

その患者様は

今の情勢に理解はあるものの

医療放棄という怒りと

見捨てられたという悲しみで

途方に暮れたとお話してくれました

 

 

こういう事実が

今正にコロナが蔓延している地域では

ゴロゴロ起こっています

今までも同じような話を聞くたびに

我々の仕事が意味を成す時だ!

 

 

と思ってきましたが

更にその気持ちを強くし

そして、患者様の不安に寄り添い

為すべきことを全うしたいと

自分を奮い立たせた出来事であります

 

 

本日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました