断る勇気【加藤高夫】

2021.04/06

From:加藤 高夫

治療院より

木曜日担当の加藤 高夫です。

 

 

今回は《前提共有》

について

やっていきたいと思います。

 

 

先日

猫背を治して欲しいという

20代後半の男性がきました。

 

 

問診の時に

この男性に

こんな質問をしました。

 

 

「なぜ猫背を治したいんですか?」

「猫背で何か困っていることがあるんですか?」

すると男性は

「特に何かに困っているわけじゃないけど、

なんとなく猫背じゃない方がいいと思って、、、。」

と答えられました。

そこで私は

次のことをお伝えしました。

 

 

「猫背じゃない方が、もちろん良いことです。」

「猫背は改善しておいたほうが絶対に良いことだと私も思います。」

「ただ、猫背は一度や二度で改善しません。」

 

 

「ある程度の継続が必要ですが、継続できそうですか?」

すると

この男性は

継続する気はないですと

お答えになりました。

 

 

バキバキっと

一回で治して欲しくて

来たらしいのです。

 

 

この段階で

相手の求めるものと

私の提供するサービスに

ズレが出てきました。

 

 

このまま

話をすすめていくと

お互いに不利益になります。

 

 

私が

仮にどんなに良いサービスを

提供しても

相手の望んだものでなければ

価値のないものになります。

 

 

場合によっては

クレームの対象になります。

 

 

私は

お互いの為に

進む方向性の違いを

男性に説明し

男性が納得した上で

施術をお断りしました。

 

 

今回

何を伝えたいかというと

施術を始める前の

前提共有の重要性を

知っておいて欲しいと

思ったからです。

 

 

この

前提共有がズレていると

クレームや返金等が

起こる可能性が高まります。

 

 

あなたの治療院は

どんな前提共有を

患者さんとしていますか?

患者さんは

あなたの治療院に

何を求めてきていますか?

 

 

あなたは

患者さんにどんなサービスを

提供していますか?

 

 

患者さんの求めているものと

あなたのサービスは

マッチしていますか?

 

 

この

確認作業は

しっかり行ってください。

 

 

患者さんと

マッチしていれば

全力で

サポートしてあげてください。

 

 

もし

マッチしていなければ

丁寧にお断りしたほうが

お互いのためだと思います。

 

 

ここでの対応が適切であれば

患者さんを断っても

場合によっては

誰か別の人を

紹介してくれたりします。

 

 

大事なのは

患者さんと

どんな対話をするかです。

 

 

あなたは

患者さんと

対話できていますか?

問診を

見直してみてくださいね。

 

 

追伸)

協会では

それぞれの治療院で起こった

いろいろなケースについて

シェアし合ったりしています。

 

 

それによって

実際に

自分が経験していなくても

さまざまなケースを

学ぶことができます。

 

 

他の先生からの

フィードバックは

本当に学びになります。

 

 

一人で

悶々として

迷走しているなら

一度ここに

来てみたらどうでしょうか(^ω^)

https://goo.gl/vjVFq2

追追伸)

できれば

妊婦さんへの施術法も知りたいなら

この教材なら、ゆっくり妊婦さんへの調整法が学べるのでおすすめですよ!

http://www.medical-info.jp/sinkyu/manual-therapy/c_katou_01/

◎シューっと一吹きするだけで筋肉が緩んで体の環境が整いやすくなるのが、協会御用達の「炭酸スプレー」

そんなスプレーに興味があればこちらを見てください!

http://bit.ly/2J3LiGs

◎施術者初心者でもローテーターカフを瞬時に緩めてしまう、改善率93,9%の肩こり施術とは?その方法を知りたかったらこちらを見てくださいね!

http://www.medical-info.jp/sinkyu/manual-therapy/c_anji_01/