それ、本当の話?【瀬上一憲】

2021.02/17

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

季節が2ヶ月ぐらい前倒しに到来しているのではないか?

そう思えてくる今冬です。

北国は当然そうなのですが、東京でもどこでも、

2月は寒さに震え上がる月なはずなのですが、春一番が吹いたとか。

 

 

実際、ここ青森でも、

12,1月の猛烈な寒さと豪雪がどこへやら。

 

 

豪雪の後として積み上げられた雪は嵩も減り、

路上の雪はきれいに融けてなくなってしまっています。

 

 

このまま春になってくれると

嬉しいのですが、そうは問屋が卸さないでしょう。

そして、先日の地震です。

 

 

10年経ってもあの時の余震って、一体。

なんかこうスカッとすることないですかね。

ちょっと前まで常識だったことが
非常識になっているということはままあるもの。

例えば、乳酸。

 

運動して疲れた筋肉には
疲労物質として乳酸が溜まる、というのが常識でした。

 

 

100年ぐらい前に疲れると
分泌される乳酸の存在が認知され、
以来ずっと、教科書にも載るぐらい「常識」とされてきました。

 

 

それが今では、

乳酸は疲弊した筋肉の損傷を
回復させる物質であって、疲れを起こす物質などではないということがわかってきました。

 

今までの常識が非常識に変わる、
そういうことは、これ以外にも多々あります。

 

最近、よく言われている
「~の運動効果に相当する」というものの中で、
本当にそうなのか疑わしい、的なのも多々あるのも事実。
その一つが、開眼片足立ちを1分やると、30分ウォーキングしたのと同じ運動効果があるという理論。

30分歩けば、心拍数も上がる有効な有酸素運動なはずのウォーキングです。

片足で一分突っ立っても、有酸素運動になぞなるわけがないのに。

偉い学者がそう言っているのだそうです。

で、それを盲信している運動指導者がいて、吹聴するわけです。

体幹が鍛えられるから開眼片足立ちを毎日すべし、と。

北国では、冬季運動不足になるから片足立ちをすべし、と。

嘘つけって。笑

 

 

足指で踏ん張れるように、
趾に刺激加えると、できなかった人でも、
すぐに数十秒立てるようになります。

 

でも、それは体幹が
数十秒で鍛えられるから、ではありません。

 

趾がしっかり踏ん張っているからこそなだけです。

拠って立つところだけはしっかりしていないと、

情報過多の津波に押し流されてしまいます。