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息子から教わったこと【東野奈穂子】
2021.01/14
金曜日担当の東野奈穂子です。
息子が今年成人するにあたり
産まれてからの20年
更には子供が産まれるまでの
自身を振り返っておりました
私の幼少から青年期の時代は
紆余曲折の後
意思や感情を表に出さない
かなり小難しい子供だったと思います
それは、私の中では結構トラウマで
とにかく自由が羨ましかった記憶です
なので自分に子供が出来た時は
許せる範囲まで自由を与え
意思を尊重し応援し
子供が躓けば、いの一番に
頼ってもらえる親でいよう
と夢を見ていました
息子が生まれてから20年
その強い意志と
自分の親を
反面教師にして実行してきた・・・
つもりでした
しかし
先日、息子が何気に言ったのです
「今、自分がどうしようもなく悩んで
何かを指し示して欲しい時
1番最初に相談しようと思いつく顔は
おばあちゃん(私の母)」
これを聞いた時は流石にショックだし
自分の器の小ささを棚に上げて
逆ギレをしそうになりましたが(笑)
よくよく考えてみれば
子供に目を向けすぎることにより
自分の意思を押し殺し
会話のキャッチボールが出来ず
物足りない親に成り下がっていた
ということでしょう
反面教師とか偉そうに・・・
正念、何も変わってないやないかーい!
形成されてしまった性格や
行動パターンって
身体への向き合い方や
動かし方の癖と同じように
なかなか変えられるものではないことを
思い知らされました
言葉や行動に変化を持たせ
今までとは全く違う自分になるには
どうすればよいか?
患者様にも良く良く言っている
環境を自分の意思で変えること
頭ではわかっていても
ホントにこれが1番難しい!!
そして1番の違和感で1番苦になること
だから私を含めですが
皆なかなか出来ずに苦労するのです
再発させない体の動かし方を
アドバイスする立場としては
まず、自分の環境に変化を
持たせることから始めないと
説得力がないなと痛感しました
変化を1番必要としこだわってきて
出来ていたつもりで生きてきたはずが
何も成長がなかったことを
子供から教わるという
失態を犯したからには
ここからどうしていくかが
親として威厳の見せ所であり
セラピストとしての
成長にも繋がるでしょう
いつも簡単に
「変わらないとだめだよ」
と患者様に言っている今までの自分が
恥ずかしい限りですが
こりゃ、頑張るしかなさそうです(笑)
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました