私、お医者さんかかったことがないの【瀬上一憲】

2021.01/12

水曜日です。

おはようございます。

 

 

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

冬の嵐を体感して、改めて北国にいるのだと実感しました。

 

勝手なもので、あの夏の茹だるような暑さが恋しいです。

改めて試合って、やってみないとわからないものですね。

 

 

高校サッカー決勝は、タレントが集まっている青森山田が、

それまでの勝ちっぷりから大勝するものと思っていました。

インタハイ等はなかったとはいえ、今季対外試合無敗だったそうですから。

 

 

対戦相手が勝つとすれば、

青森山田がゴールを外しまくって、ロースコアに持ち込んまれた時、

PKになったら駄目かもと思っていた通りの展開に。

 

サッカーは比較的に番狂わせが起きやすいスポーツですが、

実際にそれを目の当たりにすると、やはり、

『希望を捨てちゃいかん、諦めたらそこで試合終了ですよ』なんですね。

 

 

本題に入ります。

先日、新規でお見えになられた

腰痛で寝返りが打てないという患者さんがお見えになられました。

 

 

色々お話をお聞きしましたが、

私は今まで健康そのもので、医者になぞかかったことがないとの事。

 

 

それでも、実際にお体を拝見すると、

首肩の張り、うつ伏せ寝したときに

背中がこんもりと小山のごとく盛り上がる猫背、

太ももからふくらはぎにかけての筋肉量が少ないこと、そ

して、右足首を旋回したときに鳴る異様な骨の音、

そして外反母趾等々。

 

 

実は、なかなかお目にかかれないレベルの

『全身が傷んでいる』お体でした。

 

 

施術時に膝蓋骨の動きの悪さを指摘すると、

腰痛の前は膝が痛かったのだと。

 

 

軟骨がすり減っているのが

原因だと自己判断して、グルコサミンのサプリを

服用して回復を期待していたのだとか。

 

 

年齢からすると、

高齢者の部類に入る方なのですが、

 

それでも現役で仕事を続けていらっしゃることに驚き。

高血圧や生活習慣病、内臓疾患等がなければ、

確かに医者にはかかったことはないだろうし、

整形外科の先生ではあれこれ目についた体の不

調を改善することも期待できないだろうことは理解できますが。

そのような体の不調を抱えながらも、

自分は健康体であると思いこんでいる方というのは、

実は世の中に数多くいるのでは、と思った次第。

 

 

ちょっとガタが来るとたちまち

フレイル一直線になりかねないであろう

体でいる人も多いと推察されるところ。

 

 

健康寿命の重要性や健康に

関する様々な情報が存在する世の中にあってなお、

それが伝わるべき人に届いていない。

 

 

そこは健康に携わるニッチな我々の出番なのでしょう。

 

動ける身体に整え、

運動のサポートをし、思い込みでない

健康を取り戻す事ができるようなことを

明確にしたいと思った年の初めでありました。