指先一本【瀬上一憲】

2020.12/22

水曜日です。
おはようございます。
青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

寒いわ、雪は降りまくるわ、地震で夜中に揺さぶられるわ、
と本当に落ちつかない一週間でございました。
仕事をしているよりも雪かきしている時間のほうが長く、
疲弊している自分がおります。

今週はようやく寒気も緩んできそう、
雪かきをしないで済みそうな予報に安堵しております。😄

 

 

さて、今日は、手技で人生が変わるというお話。
坐骨神経痛に悩む牛の繁殖農家は、多い。
職業柄、腰を痛めてだましだまししつつ仕事を続け、
坐骨神経痛を発症してしまうパターンが多いよう。

で、今回紹介する方は4年間痛みに耐えつつ仕事をしてきたという方。
間欠性跛行で長く経っていられなかったといいます。

 

 

好転の見込みもないし、
規模を縮小せざるを得ないか、と考え始めた頃に、
当院の患者さんである親戚を通じて、
当院にお見えになりました。

 

 

完治に半年はかかるかと
思われたその症状も、3ヶ月ほどで
痛みなく動けるようになりました。

 

 

規模の縮小を考えていた仕事も
春先に向けて頭数を増やし、牛舎の新築工事も
予定しだしたとのこと。

 

 

良い医者との出会いで
人生が変わったという話はよく聞きますが、
まさか自分の指で人の運命が好転するなど思いもよらぬこと。

 

 

自分の坐骨神経痛が、治ったときのことを思い出しました。
自分の場合は、それがこの業界に入るきっかけとなりました。

指先一本で、人生が変わる。

 

特に患者さんの状態が好転した、
仕事をバリバリできるようになったという言葉は、
我々施術家の心の糧になります。
で、昨晩の我が家の夕餉です。

 

 

お礼だとその方が持参された仙台牛で、すき焼きを食しました。

良いことばかりではなかった
この一年間ではありましたが、お肉の味が沁みました。