受験生へのケアについて【東野奈穂子】

2020.12/09

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

高校受験を控えている

3名のお子様を定期的に

ケアをしているのですが

今年は序盤からコロナによる

休校や分散登校

学校行事の相次ぐ延期や中止

入試の出題範囲削減による混乱

安心して勉強に打ち込む状況では

決してありませんでした

 

 

 

例年、この時期になると

期末テスト、実力テスト

模擬試験が次々にあり

その結果で

私立高校の選択を決定します

 

 

 

プレッシャー、焦りはあるのに

集中力が続かない

身体の不調がピークに達するのも

丁度今時期です

それに加え

今年は、怪我が多いです

 

 

体育の授業で行う様々な運動に

身体が付いて行かない様子

成績が落ちるから授業は休めず

参加するけれどいつもの動きが出来ず

成績が・・・とまた落ち込む

メンタル崩壊寸前

 

 

皆痛々しく可哀想です

そんな子供たちの身体は

とても冷たく、硬いです

 

 

私はうつ病の家族を

看病した経験があるのですが

受験生が陥る精神的プレッシャーによる

病変はうつ病ととても似ています

 

 

だから言葉選びも

慎重にしなければならないし

院に来ている間だけでも

リラックスし笑顔を見せて欲しいと

毎回気合を入れ接しています

 

 

心と身体のバランスの話や

ストレスによる身体の変化の説明や

どのように動きを変えれば

再発を防げるか?などの

いつも他の患者様にしているような

やり方では

今の受験生にはあまり響きません

 

 

 

それよりも、ただただ筋肉を弛緩させ

リラックスを促したり

集中力や記憶力アップのアドバイスを

してあげることが

良い方向へ向かわせる1つの技術だと

経験の中で学びました

 

 

高校受験は子供にとって人生これから

いろんな経験をしたとしても

5本の指に入る程

辛くてしんどい記憶として残るでしょう

コロナのこともあり

今年は自分自身も

施術へ向かう姿勢に変化を持たせ

試行錯誤していましたが

先日

受験生のお母さまから

お手紙をいただきました

 

 

「最近、メンタルが下がる時は

ドドド—って落ちてしまい

親だけではサポートできなくて

頭を抱えていましたが

先生のお気持ち、温かいお言葉に

励まされているようで

感謝しかありません」

 

 

進む方向に

間違いはなかったという安堵と

このお手紙は私の家宝になりました

更に自分のレベルを上げ

来年一緒に万歳できる様

一生懸命サポートしたいと思いました

 

 

本日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました