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暦と共に【可愛京子】
2020.12/07
皆さんも生活の中に暦を
持っていると思いますが
人それぞれに
種類も違えば
密接さ、意識頻度も
違うと思います。
私はつい最近まで
(正確には11月中旬)
終末論の時期を過ぎ、すでに暦上の
新年を迎え、今は降誕(クリスマス)
を待つ準備期間に入っています。
毎年のことながら
人間の老・病・死と復活を
断食を含めて、繰り返し思索して
生活が流れています。
それは単なる習慣ではなく
毎日が一日として同じではないのと同様、
運が良くても悪くても
避ける事の出来ない「死」を通して
人生という過程を深めてくれます。
親族には、私と同じ暦で過ごす人はいませんが
医療や科学に携わる仕事についている人が
多いせいか、国内外の急な病気や事故やケガ
死に直面する人の話題となります。
こんな時、不思議と
失う事に対する準備をし続ける姿勢が
私の暦感覚の中で自然な働きをします。
準備をしているからと言って
失わなくても済んだり
うろたえないわけでもありませんが
誰しも避けられない老・病・死への
覚悟となっているのが分かります。
これはとても幸せな事で
(よく耳にするかもしれませんが)
終わりがある事へのしっかりとした
意識を持っていれば
今・今日に与えられている「生」への
感謝と行動エネルギーに
意味をもたらしてくれます。
私達は勉強や体験を重ねて
健康寿命を伸ばす目的を持っていますが
必ず人間は死を迎えるという
命の期限を基本認識とすれば
戦争も無く、保険制度のある
この日本の環境においては
最後の一瞬まで
与えられた「生」を貴重に扱う
健康への自律精神をもつ自己責任を
今一度、再認識をうながす呼びかけは
大切なミッションだと思います。
皆様も、暦でなくとも
生活の流れの中で
繰り返しこの3つのキーワードを
深めるルーティンを
持ってみて下さい。