生きづらいときには【可愛京子】

2020.11/03

ある質問を受けたことがあります。
「関わってきた誰かによって
今の自分があるとすれば
誰によると思いますか?
思い当たる人を5名あげて下さい」と。

 

 

両親はもちろんですが、
他3名のうちの一人から
直筆の色紙を頂き、
今も大事に持っています。

 

 

そこには「いつも喜んでいなさい」と
書かれています。

 

 

私は、事あるごとに、
「そんなの無理でしょ!」と
心の中で言い返していました。

 

 

結婚式に招かれたとき
よく耳にする朗読に
「愛は忍耐強く、愛は情け深い。
ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。
礼を失せず、自分の利益を求めず、
いらだたず、恨みを抱かない。
真実を喜び、全てを忍び、全てを信じ、
全てを望み、全てに耐える。
愛は決して滅びない。」とあります。

 

 

そうか!「愛」は怒ったり、憎んだり
欠点のあるのが当たり前の
人間とは違い、こういう事から
解放されているのだな・・・
などとも思い返してしまいます。

 

 

 

人生は困難なもので
ストレスだらけと言っても
過言ではありません。

 

 

そのストレスへの立ち向かい方、
発散の仕方がキーポイントなのでしょう。

 

 

 

家族関係、仕事関係・・
自分が望むような事を
してくれなくとも
その相手を大切にする忍耐をもつ
心がけ次第で解放域に向かいます。

 

 

 

日本社会は無言の圧力(世間の目)
と通念(支配・管理)が強く
「生きづらい」という
言葉が表すように

 

 

基準に合わないと
現実の困難で
生きていく動機が
弱くなってきてしまいます。

 

 

 

若者の自殺者が多いのも
この事と関係しています。

 

 

 

私達の存在価値を保証するものは
まず、先ほどの5名以前に
私達を世に送った方で

 

 

人間にも「愛」を与え
育てる事もできる存在として
デビューさせた・・と

 

 

そんな思いを巡らし、
究明しながら
とりとめもなく私は

 

 

「蛇口をひねれば飲める水が出てくる。
雨にさらされないで、布団の上で眠れる。
とりあえず、何かしら食べ物もある。
私のような変わり者でも
迫害されずに生きてきている。」などなど
ブツブツとつぶやいていると

 

 

「そんなの無理でしょ!」が
消えていくのが感じられました。

 

 

あなたの解放域へのツブヤキには
どんな言葉がありますか?
分かち合ってみたいですね。