師匠のお話【東野奈穂子】

2020.10/09

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

昔、わからない事柄に遭遇した時
師匠と仰ぎ尊敬していた先生に
その都度聞きまくっていました

 

 

 

最初は快く回答してくれていましたが
きっと私のその態度というか
特に調べもせずにすぐに頼ろうとする
姿勢におもうところがあったのでしょう

 

 

 

一度ものすごい怒られました(^^;

 

 

「あなたは限界まで調べましたか?
そして今わからないことが
どうしてわからないのか説明できる程
努力しましたか?

 

 

 

闇雲に聞いて答えをもらっても
あなた自身がわかる努力をしないと
中途半端な理解になります」

 

 

 

と言われた時
私はまだ心が半人前で
大きく反論しました

 

 

 

歳をとるとプライドが邪魔をして
聞きづらくなってきます

 

 

 

勇気を出してその壁を
乗り越えようとしたのに
阻まれてしまった・・・

 

 

「聞く」ということは
わからないことを曖昧にするのが嫌だということと、仕事の効率化を図るため
何がいけないのですか!!と・・・

 

 

 

甘えて逆ギレして最低です(笑)

 

 

 

わからないことを聞くという行為は
決して悪くないのです
自分で解決しようと抱え込む方が
効率は悪いし、間違った解釈のまま進むと
余計な恥をかくことになります

 

 

 

しかし、努力もせず
どのようにわからないのかを
聞く人に説明できなければ
教える側も困りますよね

 

 

 

そして、何がわからないかを
理解しようと努力しているうちに
意外にも聞かずとも解決していた
という結果に終わったりもするものです

 

 

 

「誰かに助言や教えを乞う」という行為は
行き詰っている時には
プライドを捨てでも
及んだ方が良いとは思いますが

 

 

逆に
「聞く」ということはいつでもできるから
今日は1度自分で限界までやってみよう
という気持ちも大事かなということです

 

 

 

もしもそれで聞かずとも理解出来たら
それはもう天にも昇る気持ちで
喜びと自信を得ることが出来るからです

 

 

 

そういうことを師匠は
私に伝えたかったんだと思います

 

 

 

それを理解するには
随分時間がかかり申し訳なかったです

 

 

 

甘えて生きてきた私に喝を入れ
勉強する楽しさを教えてくれた師匠には
本当に感謝しています

 

 

 

本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました