戦略的マーケティング【瀬上一憲】

2020.09/22

水曜日です。
おはようございます。
青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

水曜日ブログの締切日は、
月曜夜までがお約束。
日曜夜9時のあのドラマを
見た翌日ということで気持ちが
高ぶって仕事を迎えるという方も多かろうかと。
はい、私もその一人です。笑

あのドラマを見た後、
気分が半沢直樹になって口調まで
「デスマス」調になっていることを
嫁に指摘されたりします。

普通であれば、テレビ放送が
終わった後は、有料サイトで限定配信というのが
昨今のお約束なのですが、このドラマに限ってはそれをしなかった。

 

録画しない限り、その時間テレビに
齧りついて見るしか無いという状況を
あえて作っています。

 

そして、どうしてみたい人向けに、
放送日から一週間限定で、ダイジェストと
次回予告をネット配信するのみ。

 

そういう「飢餓感」を十分高めさせ、
あれこれ展開を想像させ、放送日当日を
迎えさせるというあまり過去例を見ない
マーケティングを展開してきました。

それが来週の最終回を
目前にした今週月曜日からまたまた
異例のマーケティングを展開してきました。
最終回までの限定一週間。
TBSのフリーサイトと有料サイトで
今シリーズの過去9回分を期間限定で配信するという。

ここまで「攻めのマーケティング」をしてくるとは。

 

ドラマ自体が面白いからというのは当然として、
ここまで攻めた展開を仕掛けて、
日本中を「半沢直樹 祭」化するとは恐れ入りました。

 

一寸前までこのテレビ局の視聴率は、
振り返れば、○○とまで言われていたはずなのに、
ここに来て他のドラマを含めて話題作が作られてくるようになりました。

 

本物志向の番組作りが奏功してきたのでしょう。
でも、それだけでなく、
本当に攻めのマーケティングを
仕掛けてくるのは唸るしか無い。

ま、唸ってばかりではなくてね。笑

自分たちの仕事に当てはめるなり
置き換えるなりして考えたいわけで。

 

興味を引き付けさせ、飢餓感を醸し出し、根こそぎいただく。

本物であるからこその攻め、今一度戦略を練りませんか。

 

秋の夜長です。

とまれ、その前に来週の半沢直樹最終回祭を堪能しましょうかね。
復習する教材は、十分提供されていますから。😄