お問い合わせメールの怖さ【東野奈穂子】

2020.09/17

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

人に想いを伝えるって難しいです

 

 

直接会って顔を突き合わさず
メールや手紙となると
尚更ハードルは幾倍も上がります

 

 

先日もこんなエピソードがあったので
シェアしたいと思います

 

 

新規で来られた患者様、当院に来る前
ネットで近くの治療院を検索し
とある整体院さんへ問い合わせの
メールをしました

 

 

質問内容は割愛しますが
「私のような症状は
そちらで良くなりますか?」という
簡単な質問だったそうです

 

 

それに対してその整体院さんは
病状の説明や、症状へのアプローチ法など
丁寧に返答されていましたが
最後に書かれていたのが
患者様の逆鱗に触れました

 

 

「当院では根本治療を目的としています
ありとあらゆる方法で改善を目指し
患者様にも従っていただきます

 

 

少しきつい良い方ですが
今までの生活習慣を180度変えないと
良くはなりません

 

 

その場しのぎのリラクゼーション
目的の保険治療をお望みなら当院では
お受けできませんし、回復は見込めないと
思ってください」と・・・

 

 

言いたいことは
同業者なのでよくわかります

 

 

でも書き方が不味過ぎます
上から目線、キツイ、冷たい
と思われても仕方のない文面です

 

 

患者様はまだ会ってもない
自分の身体すら診ていないのに
どうしていきなり
こんな物言いをされるのか・・・

 

 

とても腹が立ったそうで
その後の返信をしなかったそうです

 

 

巡り巡って当院にたどり着き
治療方針などご説明しご納得いただき
通院していただいております

 

 

知っていること、自分の信念など
相談されれば伝えたくなる心理
どんなことでもそうですが

 

 

親身になればなる程
思いは強くなります

 

 

理解して欲しいと思うから
解決してあげたいと思うからです

 

 

しかし順序も大事です

 

 

ファーストコンタクトで
踏み込み過ぎると
嫌悪感しか残らない可能性があります

 

 

安心感を与えるような
興味を揺さぶるような
期待を持たせるような

 

 

最初はふんわりやわらかな
文面を考えるほうが良いのか?
なんて思います

 

相手の文面から心理を読み取り
返信内容を考えるとなると
簡単にはいきませんよね・・・

 

 

私もいつもお問い合わせメールには
頭を悩ませるところです

 

 

何事にも適材適所があるということ
また見込み患者様は「生もの」なので
興味の鮮度を下げないこと

 

 

自分自身もこのエピソードを戒めに
注意したいと思いました

 

 

本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました