大物の片鱗!!【東野奈穂子】

2020.09/10

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

友人の子供は現在21歳
ロックバンドを2つ掛け持ちしています

 

 

1つは中学時代からの仲間と結成し
もう1つは
スカウトで集められたバンドです

 

 

スカウトで集められたバンドでは
すでに音楽事務所に所属し
メジャーデビューの話も持ち上がって
いるそうです

 

 

あれよあれよと本人たちの意思とは別に
大人の事情でデビュー話が進んだ・・・

 

 

としても、全員が
最高潮に喜び騒いでも
おかしくないのかと思いきや

 

 

全員が同じリアクションに
ならなかったというのです

 

 

特に友人の子は冷静沈着で

 

 

小さい頃から努力は人一倍してきた
でもまだ自分が世に出るには不安がある何か足りない・・・

 

 

自分のブランディングがまだ
定まっていないから
このままでは失敗すると感じたそうで

 

 

スカウトのバンドを抜ける決意を
したのです

 

 

大物の片鱗!!

 

 

棚からぼた餅的なチャンスは
そう訪れるものではありません

 

 

よだれを垂らして食いついてしまうこと
若さ故ならよくあること

 

 

私が同じ立場で同じ年の頃なら
しっぽを振って受け入れていたでしょう

 

 

いや、今でもワンワン吠えて
喜び食いついているでしょう(笑)
(まあ私のことは置いておいて・・・)

 

 

そんな千載一遇の機会を
個人のブランド化が進んでいないことを理由に捨てるなんて

 

若干20年ほどしか生きていない子に
衝撃の一撃を加えられた出来事でした

 

 

驚きと同時に自分の器の小ささに
嫌気がさしたくらいです

 

 

その子曰く
「特別すごいなんて言ってくれる人もいるけど、自分と同じレベルなんて
いくらでもいる
その中で一歩秀でるには
楽器の実力以外に特別な何かが必要
俺には今、それがない
上手いだけでは生き残れない世界なんだ」

 

 

息子のように思っている子ですが
感銘を受けたのは言うまでもないです

 

 

そして

 

これって私たちの業界にも
充分当てはまることって思ったんです

 

 

技術のレベルは努力を続けていれば
そんなに大差はつきません

 

 

でも、生き残れる人とそうでない人がいて

 

 

生き残れても平凡と非凡が存在する

 

 

この違いは何か??

 

 

基本的なことは置いておいて
1歩も2歩も前に出るならば

 

 

ライバルたちには出来ないことが
自分には出来て、それをアピールし
伝え続けることなのではないでしょうか

 

 

それには自分の能力を客観的にみて
理解することが大事ですけど
秀でるには絶対必要

 

自己アピールって思っている以上に
本当に難しいですが

 

 

それを本来ある武器と組み合わせ
ブランディング出来れば最強!!
だと思います

 

 

友人の子供も1番欲しいものが手に入れば
次のチャンスで花開くでしょう
楽しみにしています!!

 

 

本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました