人の心を掴み、動かすには?【東野奈穂子】

2020.08/05

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

「人の心を掴み、動かすには?」

 

最近は特にこのテーマについて
考えることが多いです

 

「身体を診る・調整する・治す」
という仕事に携わっている上で

 

沢山の人と関わりますが
大まかにパターン化出来ても
答えが1つという訳にはいきません

 

経験が重なるとどうしても
自分中心で考えてしまうし
自分本位で押し付けたくなります

 

 

そうなると身体は動かせても
心は動かないという事実にぶつかります

 

 

それは本当に診たのではないし
調整したのではないし
治したのでもない
ということも強く痛感させられます

 

 

色々悩み、考え、勉強するうちに
少し気付いたことがあります

 

 

それは・・・

 

 

人の心を掴みたい、動かしたいと
思っているうちは無理なんだと

 

 

そのように思っている時点で
自分自身は全く心を開いていなくて

 

 

自分の持っている知識を振りかざし
言うことをきかそうとすれば

 

相手は身構え警戒するし
でも立場上わかったふりをしてくれる

 

 

機能的に身体を動かすことは出来ても
心は遠くに離れていくばかりなので
効果が長続きしない・・・

 

「人の心を掴み、動かす」ということは

 

 

きちんと感情を言葉に乗せて
知識をぶつけながら技術を駆使すること

 

 

心と心がぶつかり合って繋がった時
人の心は掴み合い、動かされるのでは?
と思うようになりました

 

 

だから淡々と黙々とする治療なんて
存在しないと思うし
というかあってはいけませんよね

 

 

今、目の前にいる大切な人が
心が動き、元気になるためには?

 

 

そのために私が伝え
出来ることは何だろう?

 

 

今までの経験をどんな風に伝えよう?
その方にとって1番良いことは何だろう?

 

 

人と人との関わりで
マニュアルなんてないんだと
日ごとに深く感じます

 

 

そんなことを考え行動しながら
今日も、明日も、明後日も
頼って来て下さる患者様と
全力で向き合っています(^^)

 

 

本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました