工夫生活の先駆者【可愛京子】

2020.08/03


介護をしたことがありますか?

身障者さんの付き添いをしたことは?

車椅子や手押し車、ベビーカーも含めて
これらの器具を使って
街中を移動する時
普段、一人の時では
絶対に経験しない理不尽な不便さに
連続的に出会います。

目の不自由な方の介助も
移動だけではなく
食事などの施設利用時など
簡単な外国語を同時通訳するような
言語の同時進行状況と出会います。

自分自身が怪我や病気をして
独りで器具を使って外出を
余儀なくされる時
介護や介助の経験が
とても役立ちました。

エレベーターのある場所や
段差のないルート
駅員さんへの呼び出しポイント
先を読んだ時間の余裕の持たせ方
メニュー内容や色や形を
子供にも伝える事が出来るような
言い換え方、たとえ方・・

コロナウイルス感染症のために
様々な制約や不便さが
日常生活に出てきています。


介護や介助の必要な人達は
普段の生活の中で
もうすでに多くの創意工夫を
してきている先駆者です。

コロナの不便さから出てくる
これからの創意工夫は
必ず役立つ知恵と知識となり
共に支え合える希望となるはずです。