コミュニケーション力【瀬上一憲】

2020.06/23

水曜日です。
おはようございます。
青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」
今年の梅雨は、カラ梅雨模様な十和田市です。
降っても、強い雨が一時的に降るだけ。
冬が暖冬だったせいで、雪解け水も
期待できないとされる中、
これでは夏の水不足が懸念されるところ。

 

多すぎても少なくても困るし、
気温も程々でいてあってほしいけれど、そうはならない。

 

春先の低温が続いたせいで桜の花の
持ちは良かったけれど、
筍の生育がイマイチだったらしく、
餌不足に悩む熊が当市以外の
あちこちの市街地に出没しています。
どこから出てきたの?
という場所に出てきているのが今年の特徴。

 

逃げ足も早く、あちこち出てますが、
捕まったという話に至らないところがなかなか怖い。

最近、わが町では、
中高生向けの学習塾や食で
町おこしを企図する方たちが、
学生は、勉強だけでなく社会活動を
して人間力を高めるべきというような発信をしています。

 

塾にとっては、勉強だけでなく
人間力を高める必要有りとアピールすることで
他との差別化を図りたいという目的が見え隠れする。
地方と東京の差は情報力とか
校外活動を活発にしているかどうかだと煽る。
アホかと。
そして、町興し派にとってみれば、
郷土愛を全面に出して安価な労働力を
手に入れたいとする思惑がミエミエ。

 

おいおい。(笑)

いずれも大人の勝手な
都合で踊らされる子どもたちが哀れで仕方ない。

ま、踊らされている子どもたちも
踊っていることに気が付いていないのだけれど。

 

地方と東京の差は、「学力」
その格差はいかんともしがたい。

決して人間力ではない。

それ故、希望する仕事に
就けないということは数多あるわけで。

 

本来、塾ならば、勉強頑張らせます、
といえばいいだけだと思うけれど、
人間力を高めるには、勉強だけでは
身につかないと変なことを煽る。

 

うちではそれが身につきますと囁く。

僕もいい年した
親父なんで、そういう嘘はすぐわかる。笑

では、人間力とか
コミュニケーション能力とは何か。
どうすれば身につくか。

 

この仕事を始めるとき、
何を勘違いしたのか、
コミュニケーション力=話術=落語と連想し、
談志の落語のCDを買った私が
言うのも何なのですが。(笑)

 

キャリアの役人で、
天下ってきたリーマン時代の元上司に曰く、
「世間話ができるかどうか」が
大切なのだと言われたことがあります。

 

仕事はできて当たり前、その上で
距離のある相手との関係を縮められるかどうかは、
誰とでも世間話ができるかどうかにある、ということらしい。

 

実際、相手の地位、
立場、肩書等に関わらず、
世間話ができる人というのは、凄い。

 

我々の仕事でも、それができて
初めて患者さんとのコミュニケーションが始まるとも言えるのでしょう。

 

皆さん、世間話は得意ですか。